7月ケースカンファランス

7月が終わり、8月に入りました!外は相変わらずの猛暑ですが、院内でもアツいカンファランスが行われていますよ(*^-^*)
毎月恒例のケースカンファランスでは、7月にローテートした研修医1年目の武内就医師が妊娠糖尿病患者の分娩時の血糖管理について発表しました。
妊娠糖尿病では、妊娠週数が進むにつれて耐糖能異常が増悪し、血糖コントロールにはインスリン自己注射が必要になることもあります。そして入院し、陣痛が始まると食事量や分娩に伴う必要エネルギー量の急激な変化により、的確な血糖コントロールが必要とされます。
これまで当科では糖尿病内分泌内科の併診のもとで管理をすることが多かったのですが、今回改めて武内医師が、エビデンスに基づいた分娩時の的確な血糖管理について当科の新たな指針ともいえるような素晴らしい発表をしてくれました。入院中の糖尿病食1800kcalではどの程度糖質・脂質・タンパク質のバランスがとれているのか、など恥ずかしながら我々も十分に認識できていなかったようなことまで自分で調べ、Up to dateや最近のレビューを読み、世界のスタンダードな血糖管理方法についてもまとめてくれました♪(内容については後日当科管理指針ができたら是非アップしたいと思います!)
学術面だけでなく、まとめ方、伝え方も非常に上手で恥ずかしながら勉強させて頂きました。さすがは亀レジ・・・そのレベルは初期研修医1年目(まだ働きだして4か月)とは思えませんでしたね!武内先生!こらからもがんばってください(*'▽')応援しています!


おなじみのK3カンファランスルームにて

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発表する武内医師

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後ろから〜 黒い集団 産婦人科なのに若干男くさいのは否めない

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このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍