日本超音波医学会第96回学術集会にて発表

2023年5月27から29日に大宮にて開催された日本超音波医学会第96回学術集会で、昨年超音波専門医の仲間入りをした末光、門岡が発表を行なってきました。

末光医師は「付属器腫瘤に対するADNEXモデルの専攻医における有用性について」と題し、欧米で発展した付属器腫瘤の超音波診断ツールが日本人集団でも有用であるか、専攻医においても有用であるか検討し、発表を行いました。今後研修医教育も含めさらに活用されるべく、こちらについては英語論文投稿も進めています!

門岡は、「研修施設である当院における胎児超音波スクリーニング検査の現状」と題して、ワークショップ「胎児形態スクリーニングのあり方、今後の課題」に登壇して発表を行いました。

超音波専門医や超音波技師など高度な技術をお持ちの他の登壇者の方々の中で、非超音波専門医、特に専攻医の先生方がメインで産科外来で活躍してくれている当院のような組織での現状や課題、今後の教育の展望について、末光医師と共に検討して発表してきました。この機会に我々自身が改めて亀田での超音波検査教育について考える良い機会にもなったので、亀田のみんなの今後に活かしていく予定です!

久々に会食可能になってからの学会参加だったので、日頃お世話になっている方々との親交も深めることができました。現地開催ならではの醍醐味を堪能しつつ、同年代の先生方の活躍も光る学会でたくさん刺激をもらい、やる気を再充電して鴨川への帰途につきました!

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍