第126回 日本産科麻酔科学会 2022年11月26-27日

亀田総合病院より産後のQOLに関連する3演題を発表しました。亀田は、多職種との垣根が低く、良い連携が取れています(^_^) 日頃のちょっとした疑問でも職種関係なく意見を交わし、その意見を活かしながら日々の診療を展開しています。
助産師・骨盤ケアチームと協働し、産後の方のQOL向上を目指しており、その成果や課題を報告しました。


骨盤ケアチーム 三國助産師のコメント
当院における外科医、理学療法士、助産師の多職種からなる骨盤ケアチームの活動について発表しました。発表では座長からの質問のみでしたが、発表後に会場で複数の方にお声がけいただき、お話をすることができました。


産科病棟 鈴木助産師のコメント
無痛分娩後の排尿障害について発表しました。硬膜外麻酔などの無痛分娩を行うと、産後の排尿障害の発生率は増えると報告されています。産後は育児行動の妨げにもつながるため、早期からの介入やケアが大切です。産科・麻酔科医師が多い中、助産師の立場からの発表はとても良い経験になりました。


産婦人科 末光医師のコメント
分娩方法と骨盤底機能障害の関連について発表しました。産後の方の多くが尿もれ便もれ、臓器脱出感などの症状を訴えている実態が明らかとなりました。特に無痛分娩では割合が高い印象ですが、今後の継続的な検討が必要です。


学会後は浜松のうなぎを堪能し、、、帰路につきました〜。
多職種連携が強みの亀田産婦人科で一緒に働きましょう!是非ご連絡ください(*´ω`*)

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このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍