第8回 日本産科婦人科遺伝診療学会 学術講演会、第67回人類遺伝学会大会に参加して

現在産婦人科とともに臨床遺伝科にも所属する末光、門岡は、臨床遺伝科 認定遺伝カウンセラーの大髙さん、臨床遺伝専門医の田嶋医師とともに、10月29,30日に第8回 日本産科婦人科遺伝診療学会 学術講演会、12月15日〜17日に第67回人類遺伝学会大会に参加してきました。

都心部のように医療機関の多くはない当地域に居住するが故に、出生前検査について「受けたい検査を受けられない」、「知りたい情報を得られない」、ということを無くしたい!!という我々の思いから、2017年から出生前検査の拡充に力を入れています。臨床遺伝科と連携し遺伝カウンセリング体制を整備した上で、2021年には出生前検査に特化した出生前検査外来を開設しました。

その中で、確実に患者さんのニーズは高まり検査実績も増加したため、日本産科婦人科遺伝診療学会では、地方病院ならではの取り組み事例として、「当院における出生前検査外来開設の影響について」という題で、発表を行ってきました。

会場では、今後の臨床面、研究面で活かせるような活発なご意見、示唆をもいただき、現地開催ならではの非常に実りの多い会になりました。

今年9月に当院もNIPT(いわゆる新型出生前検査)の認定施設となり、今後ますます地域の妊婦さんをサポートしていけるよう、人類遺伝学会では最近の知見をたっぷりアップデートしてきました!

NIPTは当院臨床遺伝科にて行っております。
https://www.kameda.com/pr/clinical_genetics/

臨床遺伝科 周産期チーム

遺伝性腫瘍部門を担ってくれている産婦人科 松浦先生も含めた亀田遺伝診療チーム!

亀田は地方病院ですが、高水準の医療で患者さまに応えられるよう、日々がんばっています!

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍