五輪開幕

梅雨が明けたと思ったら今度は連日暑い日が続いています。アブラゼミにミンミンゼミ、ヒグラシの声も聞かれます。クヌギの木には カブトムシも来始めました。夏本番です。コロナ禍での二度目の夏、緊急事態宣言の最中ですが昨年とは様子が違って県外ナンバーの車がいっぱいです。
ついにオリンピックが始まりました。ソフトボールやサッカーが幸先良いスタートを切ったようですね。野球の侍ジャパンの金メダルを切に願う古澤です。


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ある日の朝の風景。稲穂が夜露に濡れてキラキラ光ります。この辺りは早生なので来月には稲刈りが本格的に始まります。すでに家畜の飼料用に一部稲刈りが済んでいるところもあります。季節の移り変わりが本当に速いです。


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病院前の東条海岸では今年もウミガメが産卵しました。この辺りがアカウミガメの産卵地の北限に近いようですね。鴨川シーワールドが保護しています。台風などで流されそうな場合は施設内に回収されるようです。


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7月22日午後3時半ごろのトレイルカメラの「悦子」の記録。猿との戦いの日々が続いています。囲いを補強してはくぐられ、補強してはこじ開けられを繰り返し、毎日「悦子」の画像を確認しては杭を追加したり、板と網を結び付けたり・・・やっと簡単には入れないようになったようですが、どうでしょうか・・・?この猿は結局侵入できず諦めました。奥に子連れが2頭、この猿の群れは少子化と無縁なようです。


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昨年全滅したトウモロコシ。今年は止めようかとも思ったのですが、やられっぱなしも悔しいので、よせばいいのにまた作ってしまいました。そろそろ花が付きそうなので囲います。今までの数々の失敗を踏まえ、2021年の最新型です。


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下からくぐられるのを防止するため地面すれすれに横の支柱を入れて網を固定、更に横の支柱を杭で地面に固定して支柱ごと持ち上げられないようにして見ました。どうだ、これなら入れないだろう!
まずは敵をよく観察する。そして何が起きているのか状況を分析します。その分析を基にどんな方策を取るのか決定し、それを実行する。実行した結果をまた観察して・・・最近よく聞くOODAループってやつですか?そんなに深く考えているわけではないのですが、観察は重要だね。「悦子」の映像が非常に役に立ちます。


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休みのたびにホームセンターで鉄パイプやら網やら止め具やらを買い足して、この囲いも結局7千円位かかっています。最高で獲れるトウモロコシは20本弱、はっきり言って採算は合いませんが、もう、意地だけですね。美味しそうなトウモロコシを前に猿が指をくわえている姿を想像することでモチベーションが維持できます。ふと冷静になると、我ながら「馬鹿じゃないの」と思ってしまいますが。


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猿の被害について市に報告して対策を要望したところ、思っていたよりも早く動き始めてくれました。市の委託で猟師さんも見に来てくれて畑の隅に箱罠を設置することになりました。こんなことならもっと早く 巻き込んで行けばよかったのかな。何でもそうですけど自分の手に負えないことを抱え込んでしまっては駄目ですね。助けを求めるべきところは助けを求めて。一人でできることなんてたかが知れてるからね。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍