出会いと別れの季節 〜お別れ編〜

今年もすっかり春の気配が漂い、出会いと別れの季節になりました。
毎年、桜が咲き、引っ越しのトラックをたくさん見かけるこの時期、結構好きな松浦です。はい、久しぶりの投稿です。このコロナ禍の一年、まさか昨年2月に三谷先生といった千葉内視鏡学会が最後の学会になるとは思ってもいませんでした。その後は4月の日本産婦人科学会を皮切りにWEB、WEB、WEB、発表してもどこにもいけない反面、発表しても会場に行かず仕事がたくさんできてよかったです・・・笑

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(写真の時だけマスクを外しています)

本題に入ります。
先週25日木曜日、朝8時から少し時間を設けて産婦人科、新生児科、助産師スタッフも含めて久しぶりにみんなが同じ場所に集まりました。少々密ではありますが、お許しください。この3月で2名の退職、そして1名が連携施設へ出向となりましたのでささやかながらお別れ会をしました。

残念ながら退職されるのは鈴木真医師と小池由実医師です。

鈴木真先生は2004年に当院に赴任後、当院産科部門を総合周産期センターとして築き上げ、長くセンター長を務めた後は医療安全部長としても病院に多大なる貢献をされました。私が2010年に入職した当初は、非常に厳しく指導して頂き、今でも叱咤激励されたときの言葉が強く胸に突き刺さり、産科診療を行っていく上での、自分の中の基盤を作っていただいた先生です。BLSOを通じて、自身の出身地の島根県隠岐の島に2度スタッフとして参加させていただいたことは今となっては本当にいい思い出です。鈴木先生は、産科部長としての仕事だけでなく、千葉県母体搬送システムの構築、災害医療支援、TEAM STEPPS導入、ALSO、BLSO、NCPRのインストラクターなどなど幅広く活躍される中で、産科で緊急事態が生じたらすぐさまかけつけてくれ、目の前の患者さんや地域の診療のためなら何でもするという憧れのドクターでした。いつも厳しいのに真夜中呼び出すとなぜかご機嫌でニコニコしていたり、困っている人がいるとすぐに行ってしまうのか、気が付いたら真夏の福島で除染活動していたり、熊本に飛び立っていたりと、個人的には普段何を食べたらそれだけ元気なのかと不思議でした。そんな鈴木先生もこの春でまた新しい場所へ異動となり、我々としては非常に寂しい限りですが、おそらくそれも鈴木先生の医師人生のさらなる飛躍における一つの過程にすぎないと思います。新天地でのさらなるご活躍、亀田産婦人科一同心より応援しています。そして長い間本当にありがとうございました(*´▽`*)

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愛弟子の末光医師と・・・

小池由実医師、通称『小池ちゃん』ですが、なんと今月入籍し、清水ちゃんになりました。ご結婚おめでとうございます?(*'∀') 当科顧問の清水先生いはく、女性産婦人科医としては大成する姓だとのことです。小池ちゃん(本当は清水ちゃん)よかったね(・∀・)w
小池ちゃんは初期研修から亀田、後期研修も亀田を選んでいいただき、後期研修3年間の間に、NICU、ARTセンターでの研修はもちろん、専門医機構による新専門医制度が始まって初めての専攻医でしたが、連携施設での研修では長崎医療センター、旭中央病院で半年間ずつ研修を積み、立派に成長し、昨年見事産婦人科専門医を取得しました。いつもニコニコ笑い、みんなと仲良くてムードメーカー的存在でした。そんな小池ちゃんも今年度で亀田は卒業!!新たなターニングポイントを迎える中で選んだ先は静岡県にある周産期医療で知らない人はいない聖隷浜松病院!周産期専門医を目指すためさらなる研鑽を積むということです。応援するしかありませんが、なぜ浜松?かというとサーファーである自分を捨てきれなかったことは言うまでもないでしょう。数年後にはさらに逞しく、黒くなった小池ちゃんに会えるのが今からとても楽しみです。小池ちゃん、頑張ってねー(*'▽')!!
近々、このブログでなかなか進まない『医局員の声』に、ネタをアップしていただけるようで、、、期待してますよー!

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研修医時代からの同期、金本医師と涙目の小池ちゃん、、うう、泣けるわ( ;∀;) 

そして最後は亀田産婦人科専門研修プログラム1年目4名のうちの1人、佐藤友美医師です。実はすでに竹沢医師は船橋中央病院へ、網師本医師は昭和大学で研修中なのですが、この度佐藤友美が出向に行く先は、な、なんと小池ちゃんと同じ長崎医療センター、そしてその後は当院プログラムで初となる奄美大島の名瀬徳洲会病院、そして最後は現在当院で研修中の安田医師の初年度開始時研修施設である石川県の恵寿総合病院です!ずいぶんといろいろ行きますね、来年4月に戻ってきたらNICUだそうです。大変そうだけど楽しそうという感じですね。本当にいろいろな施設に行けてうらやましい限りです。ぜひ頑張ってきてください、応援しています!!1年後!?より一層成長した姿を見せて頂けること、確信しています!(^^)!

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いつもラブラブ、三谷医師と佐藤医師  佐藤アイツ何してんねん!が聞けない・・・寂しくなりますね・・・

そして来る4月には・・・また新しいメンバーを迎えるとともに、亀田産婦人科は大塚伊佐夫主任部長を新たなトップリーダーとして、『新生!亀田産婦人科』としてスタートします!!新型コロナウイルスがまだまだ猛威を振るう中、患者さまには、よりよい医療を提供し続けるため、進み続けます!皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍