潮の香り

緊急事態宣言が解除されたと思ったら、東京ではまた徐々に感染者数が増加傾向、気味が悪いな、と思っていたら昨日は「東京アラート」発令。ニュースを見ていてもなんだか急に緩んでしまっているようで、この後がなんだか心配です。
4月から2か月も海に出ていないのでしっかり塩が抜けきってしまっています。平日なら人も少ないはずなので、久しぶりに浜に出てきました。間が開きすぎて何時に起きればよいのか、何を着ていけばよいのかさっぱり分からなくなってしまった古澤です。


post222_1.jpg

思っていたより30分早く明るくなってしまい、ちょい遅刻。海はベタ凪でさっぱり。なんとか、ソゲ(ヒラメの子供)とセイゴ(スズキの子供)が顔を見せてくれましたがデカいのは姿を見せず・・・。地元の常連のおっちゃん曰く「先生が来ない間はイワシが寄っていて良く釣れていたよ」だって。いつも、これだ。でも、潮風に当たっただけでなんだか生き返ったような気分だな。

post222_2.jpg

ニンジンの葉にとまっていたアカスジキンカメムシ。それほど珍しい虫ではありませんがメタリックグリーンとピンクのラインのコントラストが宝石のような美しさです。このカメムシは臭くないカメムシと言われています、が、匂いを嗅ぐ勇気・・・ありません。


post222_3.jpg

最近、色々と忙しくて記事を書くのをサボっていましたが、その間に畑の様子は大分変りました、夏野菜の植え付けは随分前に終わり、ソラマメは今年も豊作で終了、先週はサツマイモを植え付け、ジャガイモを半分とニンニク収穫しました。


post222_4.jpg

ここで教訓。他人の言うことは聞くもんだね。今年は昨年収穫した芋を植え付けてみたのですが、本には「種イモとして売っている芋以外はウイルス病になるので植えてはいけません」と書いてあります。またまたぁ、意外と大丈夫なんじゃない?なんて植えてみたのですが、見事にモザイク病という病気になり写真のように全部葉が枯れてダメになってしまいました。


post222_5.jpg

辛うじて、獲れたのはこれだけ。いつもはこの手押し車に山盛りに採れます。こんなこともあろうかと、別な種類のジャガイモを、ちゃんと買ってきた種イモで植えているのでそっちに期待しよう。やっぱり「禁忌」はやっちゃだめだね。


post222_6.jpg

ニンニクはまあまあの出来かな。根を切り落として乾燥させると長持ちします。上手く保存できれば1年分くらいあります。


post222_7.jpg

トマトやキュウリは実が付き始めて、もう少しで収穫期を迎えます、が・・・


post222_8.jpg

今年もこいつらがやってきました。家の上り口に仕掛けたトレイルカメラの「悦子」を仕掛けて置いたらしっかり写っていました。この写真の中に3頭います。


post222_9.jpg

で、この始末。まだ青いミニトマトをひとかじりしては捨て、ひとかじりしては捨て。10個位食べ散らかしてありました。困ったもんだ。
この辺りの農家でも猿の被害は甚大です。サルが増えて畑を荒らす理由には非常に難しい問題が含まれていますが、何とかならないものだろうか。せっかく作ってもみんな食べられてしまうのでは農家だってやる気をなくしてしまいますよね。


post222_10.jpg

植物も昆虫も鳥も、生命感があふれる季節です。巣立ったばかりの燕のヒナが餌をねだっています。お母さん(お父さん?)は大忙しです。
現在、当科では6月14日開催のweb医局説明会の準備を着々と進めております。私も、ここ3週間ほどパワーポイントと格闘しております。お陰様で3週間前にはあることすら知らなかった機能が使えるようになってきました。これが終ったら、もう少しこのブログに記事を書こうかな。
開催までまだお時間がありますので興味のある方は是非ご参加ください。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍