ウイルスのせいで

今日は気持ちのいい天気です。昨日は大雨と強風で春の嵐でしたが、空が洗われて抜けるような青空です。元々、それほど出歩かない方なので緊急事態宣言が出てからも休日の過ごし方はそれほど大きく変わらない古澤です。
平日は少し変わったかな?行きつけの飲み屋で仕事帰りに一杯、というわけにもいかず、毎日真っすぐ家に帰っています。客足が遠のいたお店に少しでも協力できればと焼き鳥やら、唐揚げやら、持ち帰りで作ってもらって帰るとガキどもだけでなく、食事の支度に疲れたかみさんが喜びます。

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新緑の季節になってきました。まだ軟らかい若葉が風に揺れてサラサラと気持ち良い音を立てています。

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今年も知り合いからタケノコをもらいました。先日もらった分が食べ終わったばかり。切れ間なく次が回ってきました。ありがたいことです。この時期は毎日、おかずのどこかにタケノコが入っています。
例年ならこの時期、大多喜に科の仲間でタケノコを食べに行くのですが、残念ながら今年はいけませんね。

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先日植菌したシイタケのホダ木。現在は仮伏せという状態ですが、菌が定着したか確かめてみました。コマを抜いてみた時に、コマの先の写真のような白い菌が付着していればOKだそうです。また、写真だと分かりにくいのですが穴の壁がうっすら白くなっているもの菌が定着したサインだそうです。上手くいくかな?

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夏物の植え付けがこれから始まるのでトシノブも大活躍です。雨の後で土が軟らかいのでサクサク進みます。

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ホソミオツネントンボ。鮮やかなパステルブルーですが、何しろ弱々しい、細―い体なのでよく見ないと見逃がします。ヤゴではなく成虫のまま年を越すので「越年蜻蛉」。寒い冬は茶色い体色で木の枝に化けて過ごします。暖かくなるとこのように鮮やかな体色に変化します。畑仕事したり、虫を追いかけたり、ウイルスと関係なく平和な休日です。

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ところが、子供たちは生活が一変です。なにしろ、新学期がいつ始まるかも目途が立たず、毎日、毎日、ずうぅぅぅと、家にいます。宿題はどっさり出ているようですが、やっているんだか、やっていないんだか・・・。時間を持て余しているので、今日は餃子を皮から作ってみることにしました。強力粉と薄力粉をこねて、数時間寝かせた後・・・

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打ち粉をしながら丸く伸ばします。中身の餡はニラ、キャベツ、ネギ、ショウガほぼ庭の野菜。ニンニクだけは昨年のは使い切ってしまったので買ったものでした。

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ちょっとだけ焼きすぎたかな。市販の皮よりやや厚めなのでモチモチして美味しいです。簡単なので暇を持て余した子供たちと作ってみてはいかがでしょう。先日は、生地からスイートポテトパイを作りました。ウイルスのせいでガキどもが家にいてうるさいのですが、逆にゆっくり一緒に過ごす時間をもらえたのかもしれません。

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本当なら寮に入って家を離れていたはずの長男も、部活が出来ずゴロゴロしています。キャッチボールに付き合わされますが、既に私より速い球を投げるので硬球だと結構怖いです。学生時代に使っていたミットが最近物置から引っ張り出されて活躍しています。本当は過ごせなかったはずの子供達との時間、うれしいような、悲しいような。教育の遅れは非常に気になりますが、家のガキどもはどのみち、学校に行ったって勉強しないから、まぁ、健康でいてくれることが一番だな。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍