新しい季節

今週に入り、本格的に春らしい暖かな、穏やかな日が続いています。年度末から年度初めは学会への報告やら、統計のまとめやら事務仕事が多くて忙しいんです。窓から見える青い空と海に「はぁ、外に出てぇなぁ」とため息が漏れてしまう古澤です。
亀田総合病院産婦人科もうれしいことに数人の新入医局員を迎えました。本来なら、新しい1年の始まりで、みんなが期待に胸を膨らますところですが、甲子園が中止になり、オリンピックが延期になり、楽しみにしていた行事が次々に中止になっていく中、昨日はついに「緊急事態宣言」が発令されました。

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鴨川では東京から少し遅れて桜が満開を迎えます。鴨川の中でも海沿いは早く、私の自宅近くは海から少し離れているので先週末に満開を迎えました。今日あたりは大分散り始めてきています。楽しみにしていた新学期が始まらない子供達、せっかくの新入職にも歓迎会すらない新人たちは本当にかわいそうです。そして、多くの人が先の見えない状況に不安を抱えて過ごしています。でも、今はみんなで我慢するしかありません。桜は散っても必ず来年も咲きます。ここを乗り切れば、必ずみんなに素晴らしい未来が来ます。前を向いてがんばろう。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍