平成最後の満月

あちらこちらで「平成もあと残すところ何日・・・」だとか「平成最後の・・・」なんて言葉が聞こえてきます。何かあるたびに、これが平成最後か、なんて考えてもあまり意味はないような気はしますが・・・
会う約束はしていないのですが、今日も海の神様に会いに行ってきた古澤です。


post138_1.jpg

平成最後の満月です。雲間からのぞく月あかりがきれいです。何か良いことがありそうな予感がします。因みに、「令和最初の満月」は5月20日です。ま、どうでもいっか。


post138_2.jpg

冬眠中だった海の神様がようやく目を覚ましてくれたようです。1月末以来のスズキ。もしかして、平成最後のスズキかな?他に「また君か?」と言いたくなるような平成最後のソゲ(?)も顔を見せてくれました。


post138_3.jpg

スズキが釣れた少しあと、何やら足元でキラキラ光っています。カタクチイワシです。浜に打ち上げられピチピチ跳ねています。この口の形が「カタクチ=片口」です。肉食魚にとって餌として非常に重要な魚です。セグロとも呼ばれて目刺しでよく食べます。ワタの苦みがクセになります。


post138_4.jpg

私の立っているところの周辺50m位の範囲の波打ち際でキラキラ、ピチピチ。浅い所にいた群れがスズキや他の大型の魚に追われて打ち上げられたんです。拾い集めたいところですが傷みが早いので止めておきます。写真の中に1匹だけおいしくなさそうなのがいるのが分かるかな?
これが打ち上げられるときはチャンスなのですが、逆にこいつらが多すぎても釣れません。そりゃそうだよね、こんなおいしそうなのが何万匹もいる中にルアーを泳がせたって、誰も硬くて針が付いた不味そうなのを食わないよね。


post138_5.jpg

カラスやらトンビやらも大喜びですが、カモメたちはまだ気づいていないようです。わずか10数分のことでした。砂浜のそこいら中で跳ねていたイワシは、あっという間にカラスとトンビに食べられていなくなってしまいました。普段の行いが良いせいか、どうやら私はワンチャンスをものにできたようでした。暖かくなってきたので人はいっぱいでしたが、他にはあまり釣れていない様子でした。こんな日もないとね。


post138_6.jpg

平成最後の春菊の花です。普通、菊は秋に咲きますが、その名の通り春に咲きます。
今回は黄色の単色でしたが、白と黄色のグラデーションの花が咲いたこともありました。
もう、葉はたべられないので、もう少し花を見たら片付けましょう。


post138_7.jpg

平成最後のソラマメが少しずつ膨らみ始めました。空を向いているから空豆です。実が熟すと下を向きます。


post138_8.jpg

アブラムシ対策のキラキラテープの話を以前に書きました。今年はアブラムシが比較的少なかったのですが、それでも、よく見ると、ところどころにたかっています。テントウムシが親子で頑張ってくれていますが、ちょっと間に合いそうもありません。


post138_9.jpg

そこで、こいつの登場。「ママレモン」です。これは平成・・・というより昭和っぽいです。これを1000倍に希釈したものをスプレーします。界面活性剤としての作用でアブラムシの呼吸を障害し窒息死させます。今どき、食器洗いの洗剤はいいものが沢山出ていて、ママレモンを使っている家庭はそうそうないと思いますが、農業用に(?)地方ではちゃんと売っているんです。農薬ではないので安心です(なにしろ、野菜も洗ってよいと書いてあります)。他に薄めた牛乳にも同じような効果があるそうですが、使ったあと洗い流さないとカビが生えるそうで、私は使用していません。


post138_10.jpg

これでもくらえ!
もう少しで収穫期に入ります。楽しみです。


post138_11.jpg

平成最後のクルミの花です。上に赤くポショポショとしているのが雌花、下に細長くブドウの房状にぶら下がっているのが雄花です。昨年初めて実がなったのですが枝の高い所だったので雌花が見えませんでした。


post138_12.jpg

赤い花の根元のふくらみが実になります。昨日は5個しかなりませんでしたが、今年は沢山なるかな。


post138_13.jpg

いい一日だったな。
平成最後で、今年初めてのエシャロット。まだ少し小さかった。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍