春は忙しい

休暇を取っておりました。1週間ほど鴨川を離れていましたが、近所の桜は帰りを待っていてくれたのか、丁度、今、満開を迎えております。新しい年度が始まり、新しい年号も発表されました。昨日から私の新年度が始まりましたが、あぁ、「俺の夏休み」が終っちゃった・・・という8月31日の小学生のような気分の古澤です。当科では年度内の任意の時期に「夏休み」を取ることができます。


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燕がやってきました。まだ、2〜3羽しかいませんが、これから増えて来るでしょう。そろそろ、冬鳥たちが帰ってしまう時期でもあります。


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今日は統一地方選挙でした。千葉県議会議員選挙の投票所の小学校では桜は満開を過ぎて散り始めています。明後日が入学式、ギリ、間に合うかな。


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タラの芽が採れ始めました。上手に採ると夏ごろまで何回も採れます。てんぷら、おひたしなど、爽やかな香りがたまりません。


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面白い花でしょ?アケビの花です。手前が雌花、奥の小さい花が雄花です。この手のつる植物はあっという間にはびこってしまうので、つるが伸びすぎて、隣のうちの畑にせり出してしまいました。そう言えば、確かアケビの芽も山菜として食べられたはず・・・刈り取りながら芽の軟らかい所を集めてみました。


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結構沢山集まりました。山菜取りでこれだけ集めるのは大変だよ。「木の芽」と呼ばれる貴重品です。木の芽というと山椒を思い浮かべるかもしれませんが、山菜としてはアケビの芽が「木の芽」と呼ばれます。湯がきすぎると歯ごたえが悪くなるというので40秒ほど熱湯で湯がくと、食欲をそそる鮮やかな緑色に変わります。1本味見してみると「苦っっっ!」これは結構きついな、と良く調べてみたら、湯がいた後、数時間から一晩水にさらして苦みを抜くんだそうで・・・。良く調べないとね。


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で、これが水にさらした後の木の芽のおひたし。これに卵黄と醤油をかけていただきます。水にさらす時間で苦みを調整できますが、苦みも風味なので抜きすぎるとつまらないかな。ポリポリした独特の食感と鼻に抜ける緑の苦み、また食べたくなる珍味でした。


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春は忙しいです、本業も、副業も。えっと、本業はなんだったっけ?
ソラマメがいい感じに育っていますが、そろそろ害虫にも注意です。ソラマメにはアブラムシがたかります。アブラムシは栄養を吸い取るだけでなく、ウイルスを媒介し植物を弱らせます。


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アブラムシはキラキラ光るものが嫌いだそうです。アブラムシは先端の芽に付くので、高さを合わせてアルミのテープを張ります。できるだけ農薬を使いたくないので、色々工夫します。これでも付いてしまったら・・・次の手もあります。そのうち紹介することになるのかな?テントウムシもいい仕事してくれます。


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夏野菜の準備も大変です。石灰と堆肥を蒔いて、「トシノブ」を走らせまくって、畝立てして、マルチを張って・・・まずは植える場所を作らねばなりません。これから連休くらいまでに夏野菜の植え付けをおおむね終わらせる予定です。


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勿論、買ってきた苗も使いますが、自分で種から苗も作ります。その方が安く上がるからね。
でも、結構、これが手間ですね。うまくいかないときもあるし。
これは落花生。今年は「おおまさり」という大粒の高級なやつをやってみることにしました。
8粒入りで300円。普通の落花生の3倍くらいする高い種でした。


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今日は他にオクラ、カボチャ2種、白瓜の苗づくりをしました。カボチャはスーパーではあまり売っていない種類を作ります。


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あぁ、本当にやることがいっぱいだ。次は里芋とショウガの植え付け。昨年もそうしたのですが、この二つは相性が良いので一緒に植え付けます。


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最後にトウモロコシの種まき。トウモロコシや豆は夕方に蒔くと良いなんていうね。どっかでカラスやハトが見ているんだよね。蒔いたままにしておくと奴らに餌をやってるようなものです。夕方、鳥たちが山に帰った後に蒔けば気づかれないということなんでしょう。トウモロコシを蒔いた後にはネットを張って防除します。今までずいぶんやられていますから。
あぁ、忙しい。とにかく、やれることをやれるうちにやっていおかないと、今週後半からは日産婦学会です。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍