冬に逆戻り

何日か前に4月下旬の陽気なんて言ってたら、昨日から寒い寒い。今朝4時ごろで最低気温1℃、冬に逆戻りです。こうも、気温が上がったり下がったりだと何を着たらよいやら。
久しぶりに背中にカイロを2枚貼って海の深夜勤務に向かった古澤です。
イチローが引退しましたね。私が大学で野球をやっていたころ、「振り子打法」で売り出してきて、なんだか、すげぇ奴が出てきたな、と思ったものでした。一つの時代の終わりを感じますね。

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午前4時、車の窓がガチガチに凍ってます。ガリガリしないと走り出せません。

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気温より水温が高いので海から湯気が上がっています。遠くに大島が見えます。あ、今日は手が生臭くならずに帰りました。

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東京では開花宣言が出ましたが、家の周りでは一昨日の金曜日(3/22)に通勤途中でいくつか咲いているのが確認できたのみです。昨日、今日と気温が低いので開花はまだ進んでいないようです。今年は長く楽しめるかな。

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庭のタラノ木でタラの芽が採れ始めました。上手に獲ると、この先6月くらいまで楽しめます。

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変わった花でしょ。アケビの花です。中心が雌花、赤いめしべが実になります。奥に見えるのが雄花です。アケビは一つの株に雄花、雌花が付きます。

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朝は冬の寒さでしたが、日中は日が差して、それなりに、気温が上がりました。でも、風は冷たかったですね。スモモの花です。虫が大分出てきました。蜂やアブが受粉してくれます。かわいいテントウムシも来ていました。

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小さな虫が来れば、それを狙う者も。こんなところにも、小さな命のドラマがあるんだよね。

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畑仕事は、これから忙しくなります。冬野菜の片付けと、夏野菜の準備です。草もワサワサと伸びてきます。取り損ねてとう立ちしてしまった白菜と、うまく育たなかったほうれん草、終わってしまったブロッコリー、カリフラワー。一気に片付けます。

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大まかに刈り取ったら、石灰と堆肥を入れて、「トシノブ」の出番です。気温は低めですが、10℃以上はあるので大丈夫。

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まだ収穫できるパセリだけ残してきれいに耕してしまいます。連作を嫌う作物も多いので植える場所の計画がなかなか難しいんです。

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一日中、草取りと耕起作業で腰が痛くなってしまいました。「トシノブ」も疲れたでしょう。刃に絡まった泥と草を取り除いて洗います。実は、これが結構面倒です。水を掛けながら絡まった草のつるを丁寧にほどいて取り除きます。これをやらないと刃がさびてしまいますし、次に使うときの刃の回転が悪くなります。作業の終わる頃には私も疲れていますが、結構、草のつるが刃の間にきつく絡まって取るのが大変なんです。

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道具を大事にすることはプロとして大切なことです。あれ、私は、畑のプロだったっけ?
医療でも当然そうです。我々は日々色々な道具を使います。小さなものでは膣鏡や攝子、それから超音波装置、手術器具・・・。道具なくして我々は仕事ができません。道具に感謝して大切に使うことで、また、明日も仕事ができることを知らなければいけません。イチローは道具を大切にすることでも知られていました。バットを丁寧に扱う姿は正に「侍」の姿でした。かっこいいです。気の荒い大リーガーたちもイチローをまねてバットを丁寧に扱うようになったと聞きます。我々も、うまくいかないことを道具のせいにすることは恥ずかしいことと思うべきです。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍