竹ぼうきが・・・

今日は暖かかったですね。午後からは少し風もありましたが、日差したっぷりでした。
一昨日は産婦人科・周産期センター忘年会でした。私が鴨川に来たばかりの頃はせいぜい旅館の大広間くらいの規模でしたが、年を追うごとに会は大きくなり、現在は近隣の大きなホテルの大宴会場で行うようになりました。今年も大きな事故なく終わりを迎えようとしていますが、皆で一年を労い、来る年の発展と平和を願って盛会に終わりました。
ちょっと飲みすぎて、帰りのバスを降りてからどうやって帰ったか、今一つ記憶があやふやな古澤です。


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菜の花が早くも咲き始めました。いいですね、鮮やか黄色、見ていると気分も明るくなって私は大好きです。少し前までは空き地にセイタカアワダチソウの埃っぽいようなくすんだ黄色が広がっていました。あの色は心が荒れてくる感じがして私は大嫌いです。


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これがセイタカアワダチソウです。10月30日の近所の空き地です。この荒れ地感が私はたまらなく嫌です。


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オオバン。クイナ科の水鳥です。近所の川で泳いでいました。オオバンはくちばしが白いのが特徴、近縁のバンはくちばしが赤いので区別できます。調べてみたら、千葉県ではレッドリストの危急種(絶滅危惧II類)に分類されるのだとか。その辺で結構見かけるけどね・・・。この鳥は年に2回繁殖して先に生まれた幼鳥が後から生まれた雛の世話をする習性があるんだって。子育ては鳥の世界でも大問題です。以前にご紹介したエナガもそうですが、人間の方が見習わないといけないようなことも沢山あります。


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庭のクヌギやコナラ、栗の落ち葉がたくさんたまってきました。これらの落ち葉は栄養価が高く落ち葉としては一級品です。焚火で燃やしてしまうのももったいないので、集めて発酵させて肥料にするため落ち葉溜めを作ります。


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落ち葉を集めていたら、なんと愛用の竹ぼうきが折れてしまいました。柄の部分が虫に食われていたようです。皆さん、竹棒なんてあまり使ったことがないかもしれませんが、落ち葉をかき集めるのにこれほど機能的な道具はありません。「掃く」というよりも「搔き飛ばして集める」といった方が当てはまるかもしれませんが、雑草に絡まる落ち葉を掻きとって吹っ飛ばしながら集める機能は他の道具ではなかなか再現できません。


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仕方ないので、その後は左の金属製の「熊手」のような」器具を使いましたが、これだと地面の雑草が引っかかって使い心地が悪いばかりか、余計な雑草も混じってしまうんです。この器具も刈り取った雑草を集めるのに使うとすごく使いやすいんですが、どんな道具も万能ではありません。手術でもそうですね、何をどうしたいのか、よく考えると最適な道具が分かるはずです。結局、折れた柄を短く切って再度竹ぼうきに戻りましたが、当然、柄が短いと腰が痛くなります。


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完成した落ち葉溜め。幅120cm、奥行き90cmありますが、あっという間に7割くらい。腰が痛くなったので今日はここまで。週末に竹ぼうきの修理をして再開しよう。


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このモサモサした葉っぱは春菊です。刈り取っても刈り取ってもどんどん芽が出るので何度も収穫できて重宝します。好き嫌いはあるかと思いますが、冬の野菜の高い時期には助かります。春までにもう2〜3回は収穫できるかな。菊は一般に秋(種類によって夏から冬)に咲きますが、春菊はその名の通り春に咲きます。皆さんあまりご存知ないと思いますが、実は結構綺麗な花が咲きます。春になったら紹介しましょう。


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日が短くなったね。16:08の空です。嶺岡の山の向うに日が沈もうとしています。22日は冬至です。この時期は作業できる時間が短いので忙しいです。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍