横須賀海軍病院での周産期合同シンポジウム
昨日の祝日は横須賀海軍病院での周産期合同シンポジウムに当院の後期・初期研修医とともに参加してきました。
このシンポジウムは毎年、横須賀海軍基地内の海軍病院で行われており、横須賀周辺の周産期施設が招待されます。
もちろん横須賀海軍基地ですので、基地内はアメリカ、パスポート持参です。
日帰りでアメリカです(笑)。
なぜ横須賀周辺の病院に亀田総合病院が招待されてるかというと、横須賀の海を渡ればそこはすぐ房総半島です。
距離的には近いのです。
数年前までは頻繁に海軍病院で出生された治療が必要な新生児が米軍のヘリコプターで当院まで搬送されてきていたため、神奈川県の病院に混ざって千葉県の病院がぽつねんと混ざっているわけです。
神奈川こどもの先生や、聖マリアンナの先生、横浜西部病院の先生など顔見知りの先生も多く楽しい会でした。
FGRの娩出時期や胎内評価などのコメントと質問をさせていただきました。
写真は昼食での当院と横浜西部病院の先生方とのショットです。
部屋が海軍っぽいですね。
アメリカの病院では
コードブラック:爆弾やテロなどの緊急時
コードホワイト:銃を発砲している侵入者
など、日本では考えられない緊急時の対応マニュアルがあり、カルチャーショックでした。
ほとんど英語でのカンファレンスでしたが(同時通訳がすごい!)、また来年も日帰りでアメリカに行こうと思える会でした。
このサイトの監修者
亀田総合病院
新生児科部長 佐藤 弘之
【専門分野】
生まれたばかりの赤ちゃんの病気を診ます。その後の体格ののびや発達も相談を受けます。