日本周産期循環管理研究会

こんばんは 新生児科 近藤です。
先週は近藤が一年で最も楽しみにしている研究会である"日本周産期循環管理研究会"に行ってまいりました。循環にこだわってNICUに入院している子供たちのより良い未来を目指して発足された研究会です。
初めての和歌山は卵かけご飯発祥の地ってことで朝食の卵かけご飯はなぜか美味しく感じました。

近藤は今回、久しぶりに"鎮静前後の循環代謝評価"ということで、前回紹介した近赤外線モニターを用いて意外と知られていないミダゾラムの脳および全身の循環代謝への影響を発表させていただきました。
研究会前日の当直の睡眠時間15分、スライドも話す内容もまとまらずに突入した和歌山でしたが、出落ち発表と思いきや、予想外に反響があり、この研究をもう少し突き詰めていこうと思えたのでした。それには新しいモニターのT-NIRSが必要なのです。
また、今回の研究発表につきましてご助言をいただきました当院NICUの病棟薬剤師さんと、神奈川こども医療センターNICUの先生方に厚く御礼申し上げます。

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180528img3.jpgそして相変わらず発表はポロシャツにジャケットとジーンズという出で立ちの近藤でした。

180528img2.jpg和歌山城です。

このサイトの監修者

亀田総合病院
新生児科部長 佐藤 弘之

【専門分野】
生まれたばかりの赤ちゃんの病気を診ます。その後の体格ののびや発達も相談を受けます。