胎児心臓病学会

先月の話になりますが、胎児心臓病学会に参加してきました。
生まれる前の赤ちゃんの心臓の病気をいかに診断して、いかに説明し、いかに管理するか。
一種の出生前診断ですので、産婦人科、小児循環器科、新生児科、検査技師、臨床心理士と多岐にわたる方々が参加する学会です。
ドラマ「コウノドリ」でもありましたが出生前診断は大変複雑な問題を孕んでいて、僕ら新生児科医も真摯に向かい合わなければなりません。
簡単に答えがでるものでもなく、どの答えであっても、それぞれに寄り添ってともに考えていく姿勢が大事なのではないかと思います。

学会や研究会に出席するたびに
「THE MORE I STUDY,
THE MORE I REALIZE HOW LITTLE I KNOW 」
という言葉が身に染みます。

このサイトの監修者

亀田総合病院
新生児科部長 佐藤 弘之

【専門分野】
生まれたばかりの赤ちゃんの病気を診ます。その後の体格ののびや発達も相談を受けます。