亀田総合病院 感染症内科

亀田総合病院感染症内科から3名が出向している成田赤十字病院感染症科では、毎週水または木曜日のお昼の時間に、主に初期研修医対象の感染症科レクチャーを開催しています。スタッフで行うときもありますが、ローテーターの先生がいるときは、テーマを1つ決めて、最終週に発表していただいています（担当スタッフがバックアップします）。

今週は、昨日5/30水曜日に、将来血液内科に進むことを考えている初期研修医2年目のローテーターの先生が「真菌感染症総論、造血幹細胞移植患者における侵襲性真菌感染症予防」という、なかなか難しいテーマで講義をしてくれました。感染症科西原先生監修のもと、複数のガイドラインを読み込み、元文献にもあたって、非常に質の高い発表でした。ガイドラインの読み方、比較試験の解釈の仕方、講義スライドの作り方、など、感染症の知識以外にも、学んだ頂けたらと考えています。

その講義のあと、西原先生が、「抗真菌薬」というテーマで、ミニレクチャーをしました。参加者10名強程度の、小さな勉強会ですが、感染症のおもしろさをわかっていただけるように、今後も努力していきます。