第42回日本超音波検査学会において内海良太技師が膵に転移した大腸癌と乳癌の症例を呈示しました。

第42回日本超音波検査学会において「超音波検査室」の内海良太技師が膵に転移した大腸癌と乳癌の症例を呈示しました。転移性膵腫瘍はWHOによると膵の悪性腫瘍の3〜16%に認めたと報告されています。 また膵転移の最も頻度が高い原発病変はスーザン氏らの報告によると腎細胞癌であるとされています。小塚氏らの報告では膵転移の原発巣として乳癌は0.6%、大腸癌は1.3%であったとしており乳がん大腸癌の膵転移は稀です。症例の多い当院ならでは珍しい症例を報告することが出来ました。

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このサイトの監修者

亀田総合病院
消化器内科顧問 平田 信人

【専門分野】
胆石、胆道ガン、膵炎、膵ガンなどの胆膵の病気、消化器内視鏡全般、胆膵内視鏡