アミティーザ発売4周年記念講演会において平田信人医師が座長を務めました。

アミティーザ発売4周年記念講演会において平田信人医師が座長を務めました。

今回は辻仲病院浜畑先生が「排泄障害の診断と治療」、東邦大学佐倉病院榊原隆次教授が「神経変性疾患と便秘」、横浜市立大学中島淳教授が「慢性便秘症診療ガイドライン策定を見据えて」と題して御講演なさいました。直腸と肛門管が直腸恥骨筋により通常は90度の角度が付けられており、かつ内肛門括約筋が不随に、外肛門括約筋が随意に肛門をしめることにより便失禁が防げていることが分かりました。排便時には会陰が1cm下降することにより肛門管と直腸が直線化して排便されることが分かりました。また、排便には大腿と上体が35度の角度をなすことが直線化に良いとのことです。この事は「蹲踞の姿勢」が重要で西洋式の便器よりも和式の方が優れていることがよく分かりました。面白い話を聞けた講演会でした。

post_30.jpg

このサイトの監修者

亀田総合病院
消化器内科顧問 平田 信人

【専門分野】
胆石、胆道ガン、膵炎、膵ガンなどの胆膵の病気、消化器内視鏡全般、胆膵内視鏡