亀田ERレクチャー3連発 専攻医大活躍!

年の瀬の投稿になりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
12月は当科スタッフ・専攻医関連のレクチャーが複数開催されたので報告致します。
1.「救急症例を振り返る」民間医局コネクトセミナー
2.「見て覚える、骨折の診察・固定」Chiba Clinical skills Bootcamp
3.「初期研修医がCPA対応で戸惑う3ポイント」All Chiba ER Conference vol.3

1.「救急症例を振り返る」 日下伸明医師
亀田ERで救急研修において、どのように目標セッティングを行い、振り返りをし、学習していくかをまとめたレクチャーでした。民間医局コネクトセミナーは、今年度48レクチャー開催され、のべ6000名以上の医師が聴講しているようですが、なんとこのレクチャーが学びになったレクチャーランキングのベスト3に選ばれました。今後も教育に熱い亀田ERとして頑張っていく所存です。

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2.「見て覚える、骨折の診察・固定」 高橋盛仁医師
千葉県をあげてのイベントで、千葉大生坂政臣医師・鋪野紀好医師、東京ベイER舩越拓医師、旭中央救急坂本壮医師と豪華な講師陣の中でチーフレジデントの高橋医師が立派にレクチャーをこなしました。当科は整形とも連携が強いので、共に検討しながらレクチャーを作成しました。「腕」にfocusをあて、舟状骨など見逃しやすい骨折の診察方法、手指のシーネ、橈骨遠位端骨折に重点をあてるなどしました。満足度も大変高く、亀田の強みを活かしたER ×他科レクチャーの更なる可能性を感じましたー。

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3.「初期研修医がCPA対応で戸惑う3ポイント」 中村祐太医師
All Chiba ER Conferenceとして「千葉を支え、千葉から変えるER」を合言葉に、亀田、東京ベイ、旭、成田国際医療福祉の4病院が集まってレクチャーをしています。今回は、初期のシミュレーションを数多く行う当科から、初期研修医が苦手とするCPA対応のコツをまとめると学びになるのでは?ということで、手技や処置でCPR中断が多く、鑑別が浮かばず、波形を読み間違うという点を考察して、最新のガイドラインや研究を読み込みレクチャーしました。

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専攻医もスタッフも教育を通して「Teaching is Learning」の姿勢で頑張っております。
今後とも亀田ERをよろしくお願いします!!


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このサイトの監修者

亀田総合病院
救命救急センター センター長/救命救急科 部長 不動寺 純明

【専門分野】
救急医療、一般外科、外傷外科