Dr. Moody & Mori のER英語ではなそ 〜 Quick neurological examination 〜

今回のLectureでは回転性めまい(Vertigo)を主訴にEmergency Department (ED)を受診した患者さんの診察を行いました。患者さんは40代女性で2時間前から回転性めまいを自覚したようです。
突然発症した回転性めまいをみたら見逃したくないのが中枢性めまいですよね!
中枢性めまいでは殆どの場合神経症状を伴いますが、今回はEDで行う神経診察を英語で取れるように勉強しました。その後はSupine rollやDix-Hallpikeなどお馴染みのめまい診察も行いました。

☆Dr. Moriの診療で使える英会話☆
UCSF流、神経所見の簡便なとり方を勉強しました。
神経診察では7つのDomainsを意識しながら、感度の高い診察を中心に進めていきます。
全ての診察に要する時間は5分!
7 Domains

  1. Mental status 
  2. Cranial nerves
  3. Motor
  4. Reflexes (DTR)
  5. Sensory
  6. Coordination
  7. Gait

(内容は画像参照 UCSFのNeuroExam tutorから引用)
英語で書いていますが、いつもEDでみているポイントと大きな違いはありませんでした。
UCSFで行われていることと日本で標準に行われていることが一緒、というのも興味深い発見ですよね。 
それではまた次回!

post196_1.jpg

post196_2.jpg

post196_3.jpg


Tag:

このサイトの監修者

亀田総合病院
救命救急センター センター長/救命救急科 部長 不動寺 純明

【専門分野】
救急医療、一般外科、外傷外科