〜災害レクチャー 災害医療 きほんのき〜 -BCPとは?緊急時どうなる?どうする?-
今回は亀田病院災害対策室から小倉氏によるレクチャーがありました。
どんどん仲間が増えてきて、今回は30名を越える多職種の皆さんと災害に関して考える機会となりました。
今後も多くの皆さんの参加をお待ちしております!
*今回のレクチャー内容*
- BCPとはBusiness Continuity Plan(事業継続計画)の略
緊急事態が生じた時のために、普段から行うべき活動、緊急時にどう事業継続をしておくか方法を取り決めておく計画。 - 災害対応マニュアルとの違い:
災害対応マニュアルは、災害発生した際の初動について(避難・ライフライン・診療など)のマニュアル
BCPは中長期計画として平時の備えから復旧まで視野にいれたマニュアル - 鴨川地域に津波が来た場合→高層マンションや亀田の施設など避難できる場所を知っておくこと
- 緊急時のライフラインを把握してますか?トイレ、食事、薬、移動経路はわかっていますか?
→これを考えていくことがBCPのスタートです!
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亀田病院は千葉県内に4つしかない災害拠点基幹病院に認定されています。亀田ERの活動として亀田DMATや災害対策調整室との連携も1つの仕事です。
災害医療の学習として、年間を通じて災害レクチャーを行い、災害に対する基礎知識をつけることを目標にしています。今後は多発外傷シミュレーションなど実際にER稼働が出来るのか、病棟は対応できるのかなども行っていく予定です。
災害に興味ある皆さんもぜひ私達と基礎知識をつけて災害時にも活躍できる医師・医療スタッフを目指しましょう!
Tag:亀田DMAT活動
このサイトの監修者
亀田総合病院
救命救急センター センター長/救命救急科 部長 不動寺 純明
【専門分野】
救急医療、一般外科、外傷外科