2020.11.17 レクチャー

担当:重城先生

Risk of Bias Assessment in RCTについて、重城先生からレクチャーしただきました。
主に、論文を選ぶ・読むということにまだ慣れていない初期研修医向けにRCTの質の評価に関するお話でした。
現在のgold standardとなっている、Cochrane methodologies for RCT quality assessmentについて、また臨床試験事前登録の内容を確認することも重要、というお話でした。
RCTのstudy flowを意識して、最低限のバイアス(selection bias, performance bias, detection bias, attrition bias等)、ITT解析の有無などはぜひ確認したい項目です。
抄読会にどのRCTを選び、どのように読み進めていくかを実践する上でとても参考になる内容でした。
重城先生、有難うございました。

後期研修医 藤井

このサイトの監修者

亀田総合病院
麻酔科主任部長 小林 収

【専門分野】
麻酔、集中治療