後期研修医の声
後期研修1年目を終えて
私は今年の4月より亀田総合病院 麻酔科 後期研修医2年目になりました。1年目の研修を振り返りながら、当科での後期研修プログラムにご紹介させて頂きたいと思います。
当科での後期研修の流れとしては、「強化月間」が毎月決められ、該当する手技や術式に集中的に割り当てられるようになっています。
私の場合は以下のような流れで1年間を過ごしました。
4~5月:動脈ライン、硬膜外麻酔 強化月間 (消化器外科、産婦人科など)
6月:肉腫外科 強化月間 (硬膜外麻酔継続と開腹手術の麻酔)
7月:呼吸器外科 強化月間
8~9月:帝王切開 強化月間
10~11月:NORA(Non-Operating Room Anesthesia) 強化月間
12月:大血管手術 強化月間
1~3月はICUにて研修を行なったため、麻酔科医としての1年目の流れは上記のような流れとなりました。
強化月間のテーマの術式や手技を短期間に多く経験することで、集中的にその勉強を行うことができました。
また後期研修開始時の最初1ヶ月間は特定の指導医に継続的に指導頂きます。このことで、自身の習熟度や弱点を継続的に評価してもらえるため、個別性の高いフィードバックを受けることができ、結果として技術の習得がより早まると感じました。
2年目の5~7月にかけて心臓外科手術強化月間を作って頂き、先日終了したところです。
このように当科のプログラムは、後期研修医がより効率的に成長できるように構成されています。
まだまだ勉強すべきことが多い日々ですが、日々充実した研修を受けることができています。
ぜひ当院麻酔科に興味を持って頂き、一緒に切磋琢磨して頂ける方をお待ちしております!
2025年8月
私は30代半ばで耳鼻咽喉科から麻酔科に転科し、当院の麻酔科専門医プログラムに入りました。症例が充実していることは他の方がよく書いているので、私は主に労働環境に関して書こうと思います。入職する前の亀田総合病院のイメージは研修病院として有名であるということくらいだったのですが、入職後驚いたのは”ホワイト”という言葉がしっくりくるくらい労働環境が恵まれていたことです。
私は共働き(妻も医師)で、子どもが3人(7歳・5歳・2歳)居ます。普通に考えるとこの状況で専門研修を始めるのは無謀と思うのですが、職場がかなり配慮してくれていることもあり、これまでの二年間の研修は家族との時間を大切にしつつ充実した研修が行えております(こちらに来てから新たにキャンプという趣味が増えました。添付写真)。
子育てをしていると困るのが朝の子どもが登園・登校するまでの時間と、お迎えの時間です。当科の朝の勉強会は早い日(火曜・木曜)は7時15分から始まり、7時45分から主に初期研修医の症例のプレゼンが始まり、8時からは全スタッフでのミーティングが始まります。8時以降のプレゼンは主にASA-PS3以上のハイリスク症例のプレゼンをするのですが、専攻医はハイリスク症例に当たる確率が高いためこの8時以降にプレゼンになることが多いです。当科の工夫の一つとしてこれらのミーティングは全てTeamsを使ってオンライン参加が可能です。そのため、私は朝8時頃にOpe室に入り、ミーティングにはオンライン参加し、部屋の準備をしながら自分の症例のプレゼンができるので、8時半からの手術に余裕を持って間に合っています。また、17時以降は居残り・当番の先生が引き継いでくれるため基本的にはすぐ帰れますし、どうしても症例が多く残ってしまった場合でも何か用事があれば優先して帰してもらえるので、この二年間で用事があっても帰れなかったことは一度もありませんでした。有給休暇も積極的に使うことが推奨されているため、私の有給休暇取得率は100%です。
ちなみに当院のほとんどの子育て世帯が利用している認定こども園OURSはかなり融通が利くため、急に予定よりお迎えが遅くなってしまっても何も言われませんし、事前にお願いしておけば夕食も食べさせてもらえます。どうしてもこの症例は最後まで自分で診たいなどがある時はそういったサービスを利用できます。
また、子育てに時間を取られる中でいかに効率よく研修をするかはとても大事です。後期研修医は毎月後期研修医ミーティングで自分の課題(硬膜外麻酔が苦手、神経ブロックが足りていないなど)を共有して、翌月からの研修では硬膜外麻酔月間として毎日硬膜外麻酔をし続けるなどが可能です。集中して自分の課題に向き合うことで、効率よく成長できるということを実感しています。
なんとなく亀田といえば忙しく・厳しい環境というイメージがあると思うのですが、私はいい意味でそんなイメージを覆されました。もし亀田に興味があるが、労働環境やついていけるかが心配で躊躇している方がいらっしゃったら相談に乗れると思いますので、気軽にご一報ください!(kameda.masui@kameda.jp に連絡して山本亮介を指名してください!)
亀田から車で10分のキャンプ場での朝日
2025年6月 山本 亮介
私は結婚を機に地元を離れることとなりましたが、亀田総合病院が母校の関連病院であったこともあり、後期研修先として選択しました。
当院は重症例を含め症例数がかなり豊富です。後期1年目は様々な科の麻酔を学びながら、硬膜外麻酔や神経ブロック等、基本的手技の修練をしました。2年目から昼間の予定手術の麻酔が独り立ちしたり、本格的に心臓血管外科の麻酔が始まりました。いつでも上級医の先生に相談しやすいので、不安を抱え込みすぎることなく研修できます。希望に応じてICUやペイン領域も学べます。
忙しい日もありますが、職場の雰囲気も良くしっかり休められる体制も整っているので、毎日楽しく仕事ができます。是非見学に来てみて下さい。
2019年4月に亀田に後期研修医として入職し、1年以上が経過しました。亀田の後期研修の特徴についてこの1年間で感じたことを簡単にご紹介したいと思います。
当院は全18室の手術室を毎日ほぼフル稼働させており、症例に恵まれているため他院に研修に行かずとも4年間当院だけで専門医受験のための必要症例を十分に集めることが可能です。また若手から指導医クラスの学年がまんべんなく在籍しており、刺激し合える環境です。現在、若手の内訳としては後期研修医1年目が1名、3年目が2名、麻酔科5年目(専門医取得直後)が2名おり、互いに教え合ったり情報を共有しながら、毎日切磋琢磨しています。指導医クラスの先生方も熱心で、やりたいことを応援してくれる上級医が多くおり、市中病院としては珍しいと思うのですが、例えば国内・海外での学会発表、論文投稿、研究なども丁寧に指導を受けられる環境で、実際に当院の後期研修医は海外での学会発表や論文投稿などを積極的に行っています。
また当院の特徴として、周術期麻酔看護師の育成にも取り組んでおり、後期研修医が麻酔看護師に指導する機会が豊富にあります。後期研修医として上級医に学びながら、自らも指導する機会を持つことでより麻酔管理の知識と理解が深められています。
そしてほとんどの日が拘束帯の17時〜18時ごろには勤務が終了するため、肉体的に無理のない生活を送っています。このため勤務後は、自習をしたり、お子さんがいる先生は保育園に子供を迎えに行ったり、釣りやサーフィンなどの趣味を楽しんだり、飲みに行ったり、週末なら都内に遊びに行ったり、とそれぞれ思い思いに自由に過ごすことが可能です。このように仕事とプライベートのバランスが取りやすい環境でありますが、(お給料も比較的高く、)人柄の良い先生ばかりのため人間関係のストレスもほとんどありません。
実際に亀田で後期研修を始めてみて、考えていたよりも非常に恵まれた場所でしたので、是非後期研修先を探されている先生に知っていただき、参考にしていただければと思います。
本年度より麻酔科後期研修医として亀田総合病院での勤務を開始いたしました。新型コロナウイルスという世界的な危機の中での研修開始、また、当初はハードの面でも今まで慣れ親しんだものと異なり、戸惑うことも多かったです。そんな中でも現在楽しみながら仕事ができていることは先生方、手術部の人達の優しさに因るところだと思います。多くの点で分業が進んでおり、とても働きやすい環境であると思います。一度、亀田総合病院に見学にいらしてください。また、麻酔科ブログなどを通じて情報発信してまいります。宜しくお願い致します。