「作り置き」生活の始まり

はじめまして、亀田総合病院麻酔科 後期研修医1年目 柳 俊文です。
当院で研修を始めて半年が経ちました。鴨川という土地、当院での研修など目新しいことばかりでしたが、コロナ禍という要素も加わり、ライフスタイルが大きく変化しました。特に食事事情は大きく変わりました。以前勤めていた施設では3食を職員食堂でいただくことができました。一方、当院にも食堂やパン屋など素敵なお店は並んでいますが、業務との兼ね合いで利用することを諦めざるを得ません。そのためコンビニや飲食店に依存するか、自炊するかしか選択肢はありません。

「衣食住」というくらい、生活するうえで大切な食事。仕事を頑張るためにも、食事は妥協したくありません。しかし料理の経験がほとんどない私は、毎日自炊するのは荷が重いと感じました。
そこで私は「作り置き」を始めました。
亀田総合病院麻酔科はOnとOffがはっきりしており、週末の勤務はほとんどありません。
自宅の2km圏内にスーパーがあり、1週間分の食料を購入します。帰宅後に調理をして、4品ほどタッパーに詰めて、冷蔵しています。
平日はそれらを皿に盛り付けて電子レンジで温めるだけです。ヘトヘトの状態でも帰宅して3分で食べられるので、ストレスフリーです。

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ちなみに、朝はパンなどで簡単に済ませ、昼は院内で一食400円の定食をいただいています。ありがたいことに、当院では職員食堂から特別に、食事を麻酔科の控え室まで持ってきていただけます。手作りのお弁当を食べているスタッフもいます。

post117_2.jpg平日は毎日作り置きの同じ料理を食べることになりますが、勉強会や当番のために院内で弁当を食べる日もあるので、それほど気になりません。
メニュー選びには、料理アプリだけでなく、作り置き用のレシピ本や、料理研究家のSNSを活用しています。15分ほどで完成する「時短メニュー」もたくさんあるので、料理には2時間もかかりません。料理に没頭するとリフレッシュできるので、気分転換にもなります。

当科には魚を釣ってさばく人や、自動調理器の愛好家など、ハイレベルな"料理男子"もいるようです。料理以外にもサーフィン、ダイビング、ゴルフなど趣味を持って、鴨川での生活を謳歌している人が多いです。私も、料理、ランニング、サイクリングなど没頭できるものを始めて充実した研修生活を送っています!
今後ともよろしくお願い申し上げます。

このサイトの監修者

亀田総合病院
麻酔科主任部長 小林 収

【専門分野】
麻酔、集中治療