トレッドミル検査とは
ベルトコンベアの上を歩いて頂き、心電図、血圧を同時に測定します。運動によって心筋の虚血を誘発し、隠れた冠動脈(心臓の血管)の病気を見つけることができます。さらに、不整脈が誘発されるか否かを調べて、今後、安全に運動ができるかを診断します。被験者本人が、どのくらい運動する能力があるかを知ることもできます。
検査方法
心電図の電極を貼り、安静時の心電図記録、血圧測定を行った後運動を開始します。
一定時間(基本的に3分)ごとにベルトの速さと傾斜を上げて、運動量を増していきます。運動終了後、症状、心電図、血圧の回復状態を観察します。運動の終了は、運動目標到達、心電図変化、血圧の異常値、自覚症状などをもとに判断します。検査当日に胸部痛や、呼吸困難、足の痛みがありましたら、担当技師にそのことを伝えて下さい。

検査時間
40分
- 運動の終了合図は心電図変化、血圧の異常値、運動到達目標、自覚症状などを元に判断いたしますが、あまり無理にがんばる必要はありません。
自覚症状が現れた場合は遠慮なくおっしゃってください。