検査目的
検査用の薬を飲み、一定時間経過した後に、吐き出された息(呼気)を調べて、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)に感染しているかどうかを調べます。ピロリ菌検査の中で、最も精度が高い検査です。
検査方法・手順
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検査薬(ユービット錠)の服用前に、呼気採取バッグに口をあて、呼気を採取します。
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検査薬1錠を、水100mlとともに、噛まずに服用します。
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服用後、体の左側を下にして、5分間横になります。
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その後、15分間座って待ちます。
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別の呼気バッグを口にあて、再度、呼気を採取します。
注意事項
- 食事の制限
- 午前中に検査予約がある方は、前日夜9時以降の食事は禁止となり、当日は絶食です。
- 午後に検査予約がある方は、朝食を7時までにすませて下さい。
- お水は飲んでも構いません。(お水以外の飲み物は禁止です)
- 薬の内服
下記のものは、少なくとも尿素呼気試験を受ける2週間前より中止して下さい。
(内服中の場合、検査の判定が偽陰性になることがあります)プロトンポンプ阻害薬(PPI) タケプロン パリエット オメプラール ネキシウム ランソプラゾールなど 胃粘膜保護剤 アルサルミン ガストロームなど 抗生物質・抗菌薬 サワシリン クラリスロマイシン クラビットなど ビスマス製剤 次硝酸ビスマス