注目論文:特発性肺線維症に対するネランドミラストの長期有効性と安全性:FIBRONEER-IPF試験全追跡データ
呼吸器内科
FIBRONEER-IPF試験は、52週時点での努力肺活量(FVC)低下抑制という主要評価項目を見事に達成した注目試験ですが、本報はその全追跡期間のデータです。急性増悪や呼吸器疾患入院、死亡の複合エンドポイントには有意差がつきませんでした。しかし、18mg群で死亡リスクの低下傾向(HR 0.66)が見られたこと、そして何より既存の抗線維化薬で課題となる有害事象による治療中止率がプラセボ群と同等に低かった点は、長期管理が求められるIPF診療において大きな希望です。今後の実臨床での忍容性と、さらなる長期予後改善効果に期待がかかります。
Nerandomilast in idiopathic pulmonary fibrosis: data from the whole follow-up period of the FIBRONEER-IPF trial
特発性肺線維症におけるネランドミラスト:FIBRONEER-IPF試験の全追跡期間からのデータ
Oldham JM, Azuma A, Kreuter M, 他
Am J Respir Crit Care Med, 2026, aamag058
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41738262/
特発性肺線維症におけるネランドミラスト:FIBRONEER-IPF試験の全追跡期間からのデータ
Oldham JM, Azuma A, Kreuter M, 他
Am J Respir Crit Care Med, 2026, aamag058