Dr.Moody & MoriのER英語ではなそ 〜 " I ask all my patients these questions." 〜

亀田ER卒業のresidentはどこでも活躍できる能力を身につけようということで、英語でスムーズに初期診療が出来ることも目標の1つにしています。
レジデントデイの月2回分は、米国緩和ホスピス専門医・老年医学専門医で、現在もUCSF (University of California San Francisco) 老年医学科准教授をされているDr.Moodyの指導のもと実際の症例さながらにERでの英語診療のトレーニングを行なっています。
海外生活の長いDr.高橋(通称Mori)によるInstructionのもと、英語が話せない初級者レベルからのstep upを目指しています。

今回は、Physical examinationの基礎と腹痛の診療でした。
腹痛患者の問診、診察をとり終わった後に鑑別診断と身体診察に関する総論を学びました。
特に身体診察では以下の4つを大事にすることというレクチャーポイントがありました。
patient privacy / respect
physical authority
diagnosis / differential diagnosis
patient's right side

☆今回のDr.Moriの診療で使える英会話☆
性に関する質問は非常にセンシティブで敬遠されがちです。
いきなり"Have you been sexually active lately?"と聞いた日には、たちまち診察室は変な空気になってしまうでしょう。そんな聞きにくいpersonal questionsをする前には是非こう言ってみましょう。

"Since this can be important to the symptoms, I ask all my adult patients these questions. You can always stop if you feel uncomfortable."

それではまた次回!

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このサイトの監修者

亀田総合病院
救命救急センター センター長/救命救急科 部長 不動寺 純明

【専門分野】
救急医療、一般外科、外傷外科