嵐が過ぎて

今週初めに台風24号が過ぎました。いやぁ、すごい風でした。夜中に家が揺れて目が覚めましたよ。幸い、通勤の頃には通り過ぎていましたが、皆さんのところは大丈夫だったでしょうか? 次の25号の動きが気になります。
朝夕は随分涼しくなりましたが、日中はまだ結構暑くて、毎日何を着ればいいか良くわからずに困っている古澤です。


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空がすっかり高くなって、鱗雲と筋雲が入り混じった秋の空になってしまいました。雲は結構早く流れて、上空は風が強いようです。


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海から3km位離れてはいるのですが、塩混じりの強風で作物や樹木の葉がやられてしまいました。ナスの葉はよれてしおれて色が変わっています。奥の晩生トウモロコシはみんな倒れてしまいキャベツも傾いています。トウモロコシは元々出来が悪かったのであきらめよう。キャベツは土寄せしてやれば大丈夫。ナスは復活するか?この他にもオクラは葉がなくなってただの棒になってしまい、ササゲはグチャグチャニ絡んで支柱が倒れてしまいました。片付けが大変だ。


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この二人にも嵐は辛かったことでしょう。スケキヨ君がすっかり猫背になったなと思ってよく見ると、左足がおかしな方向を向いています。どうやら骨折したようです。多分、オペが必要です。畑の仕事が落ち着いたら執刀しましょう。
コスモスがきれいだったのですが、倒れてグチャグチャです。


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庭の栗で渋皮煮を作ってみることにしました。ナイフで鬼皮を剥きます。研修医の皆さん、もし、産婦人科含め、外科系に行こうと思うなら、料理でも工作でも鉛筆削りでも、何でもいいので普段から刃物を使いましょう。器用なだけでは手術はできませんが、ある程度の器用さは上達のために絶対必要です。メスでも、ハサミでも、刃物の使い方の基本は手術だろうが料理だろうが工作だろうが一緒です。どうすれば切れるのか、どうするとケガするのか、それがわからないと上達はしません。例えば、あなたは、鉛筆が削れない外科医や、リンゴの皮がむけない外科医に手術されたいですか?古新聞をまとめる時のひもの縛り方もそう、焼き魚を食べる時の骨の外し方もそう、日常生活の中に手術につながる、というか、手術と同じ動作が沢山あるんですよ。


このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍