流星群はどこいった?

昨日は山の日だそうです。ピンときませんが・・・。
ご存知ですか、ペルセウス流星群が見頃なんです。ちょうど新月で月あかりもなく絶好のチャンスなんです。しかし、何とも不安定な空模様で日中は馬鹿みたいに暑いのに、突然雷雨になったり、なぜか夜は曇り空。11日の夜はあきらめきれず1時間もベランダに寝転んでいたら体中を蚊に刺されてキンカンを塗りたくった古澤です。全身がスースーします。まだ、数日は見られるはずなので明日以降に期待しよう。
暑すぎて、作物がどれもこれも不作なのですが、いくつかは豊作のものがあります。前回、ナスとオクラはまあまあと書きましたが、もう一つ豊作なのがイチジクです。知ってます?漢字で書くと「無花果」と書きます。花がない果実・・・・ですが、実はイチジク自体が花なんです。


post57_1.jpg

イチジクにもいろいろ種類があるんですが、これは「バナーネ」という品種。でかいです。完熟するとめちゃくちゃ甘〜いです。


post57_2.jpg

小さいのは「ホワイトスキア」という品種。こっちは皮が薄いのでそのままいけちゃう位です。でも、イチジクは食べると喉が渇くんだよね・・・。


post57_3.jpg

でも、旨いものはやられるんですよ。完熟したそばからやられるので、完熟一歩手前で獲るしかないんです。犯人を捉えてやろうとトレイルカメラの「悦子」を仕掛けてみました。(なんで「悦子」かって?そりゃあ、陰から見てるんですから・・・)


post57_4.jpg

まあ、犯人は最初からわかってたんですけどね。集団で来て片っ端からです。「悦子」はまだあんまりいい仕事してないんですよね。


post57_5.jpg

これ、ナスなんですが、ちょっと違う形の葉があるの、わかる?
右下の方にギザギザの葉があるでしょ。
実は、このナスは接ぎ木苗なんです。接ぎ木というのは丈夫な根を持つ植物(台木)に、良い実がなる植物の苗を接いでより丈夫に、たくさん収穫できるように育てる技術です。勿論、既に接いである苗を買ってきて植えたものですが、病気に強く、連作障害が出にくいんです。しかし、実生苗の3倍くらいの値段です。恐らく、台木はナスの原種みたいなものなんだろうと思いますが、気を付けないと台木から葉や芽がでてきて、しまいには訳の分からない実がなってしまうこともあります。キュウリではカボチャの台木に接ぐようですね。


post57_6.jpg

台木の地際から生えてきた芽を取り除きましたが、バラみたいな棘がありました。よほど強い植物なんでしょう。こいつを取り除かないと栄養がみんなそっちへ行っちゃいます。
強い奴がいたら、そいつの力を借りちゃいましょう、ってことですかね。


post57_7.jpg

あまりに暑くて、畑仕事もできないし、魚はいないし・・・なので、今日は子供にねだられていた国立科学博物館の「昆虫展」に行ってきました。このブログでも度々登場しますが、昆虫は本当に面白いんです。興味のある方には是非お勧めです。ただし、今日は夏休みの日曜日、物凄い混雑でした。実物の120倍の蚊です。こんなのに刺されたらすぐにShock indexが1を超えてしまいます。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍