世界一のチーム

久々に感動で涙がでましたね。侍ジャパンの優勝。オリンピック金メダルももちろん凄かったのですが、今回の準決勝、決勝の戦い、本当に日本中に力をくれる快挙でした。準決勝の21日はお休みだったので息子と二人で朝からテレビにかじりついて、決勝戦は残念ながらリアルタイムで見られませんでしたが手術が終わってテレビを見たらそこには大谷がトロフィーを抱えて・・・。今日はお昼を買いに行ったローソンで置いてあるスポーツ新聞全紙買っちゃった古澤です。まだ仕事中なので読めないけど、これが今日のおつまみだな。

大谷選手は勿論、吉田、村上、ヌートバー、近藤、岡本、源田・・・個々の力は言うまでもありませんが、そんなスターたちが勝利のためにチームプレーに徹する態度がアメリカとの違いだったのかもしれません。参加チームの中で日本が選んだフォアボール数がダントツだったそうです。一次リーグで対戦したチームのレベルが違うという見方もあるようですが、クリーンナップの打者でさえ次に繋ぐことを第一に考えた結果、多くの場面で得点につながりました。大谷選手は4割越えの打率、ホームラン1本、打点8、2勝1セーブ、防御率1点台で文句なしのMVPですが、彼一人で勝てたわけではない、大きな何かをやり遂げるには仲間を信じることが必要であることをこの大会が改めて教えてくれました。


最近、更新をサボっているので気が付けばもう春です。東京では桜が満開を迎えたそうな。鴨川はなぜか、いつも東京より少し開花が遅れます。今週に入って我が家の桜もチラホラ咲き始めました。これからが楽しみです。


あまりに釣れないので、年明けからお休みしていた海の深夜勤務は先週から再開しました。実は、釣りをしていても考えているのは仕事のことや病院でのことばかりなんだよね。嫌なことがあったり気にかかることがあったりすると脳みその深い所に沈んで居座り続けます。なんで海にまできてそんなつまらないことを考えているんだろう、と。 3か月ぶりの1本。この瞬間にだけ沈殿した想いが一気に昇華します。これで明日からもやっていけると思える瞬間。今シーズンはこんな瞬間を何度迎えられるだろうか・・・。


もうすぐ新年度です。当科では今年も新しい仲間を迎えます。また、私たちの所から新しい環境へ旅立つ者もいます。正式な告知は改めてあると思いますが、6月には学生、研修医向けのセミナーを開催予定です。コロナ禍も落ち着きつつあり今回は久々の院外開催でハンズオンも予定しています。全国の研修医の皆さん、そして医学生の皆さん私たちのチームを是非見にいらしてください。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍