第1回KGSTS 盛況に終了!

ちょっと日が経ってしまいましたが、ご報告(;・∀・)
4月15日にコヴィディエンジャパンさま協力のもと、記念すべき第1回の亀田総合病院産婦人科手術トレーニングセミナー(The 1st Kameda Gynecological Surgical Training Seminar)が開催されました!(^^)! 
専攻医、初期研修医はもちろん、腹腔鏡に習熟した専門医も参加し、皆でドライボックストレーニング頑張りました。

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当日は本物そっくりのTLH(子宮全摘)モデル、骨盤リンパ節郭清モデル、筋腫核出モデルを用意して頂き、計4台のドライボックス+モニターを使用してそれぞれのレベルにあったトレーニングができました。モデルだけでなく、実際に使用可能なエナジーデバイス(リガシュア、ソニシジョン)まで用意して頂き、初めて触る専攻医も多くとても貴重な経験になったと思います。

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↑これが子宮全摘モデル、解剖も本物そっくりに作られていてびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!1年目の専攻医は当然まだTLHの執刀経験がありませんが、もうできちゃいましたね・・・

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↑カメラ、モニター、デバイスも全て本番と同じようなセッティングで練習ができます。あれ?樋口DRが右手に持っているのは1? めちゃ長いモノポーラです・・Opti4は在庫の関係で出せずこちらで代用、十分ですね・・・竹沢DRが左手で子宮マニピュレーターを操作しています。ちゃんとマニピュレーターも入るようにできています(@_@)

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執刀は旭中央病院からローテート研修に来ている2年目専攻医河野DR、助手は昭和大学病院からローテート研修にきている3年目専攻医樋口DRです。2人でTLH完遂してしまいました!

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骨盤リンパ節郭清に挑むウメちゃん!

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↑これは筋腫核出モデルです。専攻医のDRがソニシジョン(超音波凝固メス)の使い方を練習中・・このあと果たして核出できたのでしょうか

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生殖医療科のベテラン大内DR!現在、生殖医療科をローテートしている安田DRへ筋腫核出の指導中(*'▽')1番手前は初期研修医2年目の産婦人科志望渡邊DRです(^▽^)/来年待ってますよ〜笑

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↑古澤DRの指導のもと腹腔鏡下での縫合・結紮に挑む初期研修1年目の佐藤DRです(*´▽`*)

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↑負けじと同じく初期研修1年目の西村DRも初めての腹腔鏡下での縫合・結紮に挑戦!

という感じで実際の手術に近いモデルを使用したり、研修医は初めて腹腔鏡での縫合・結紮やデバイスに触れてみることができ、とても貴重な経験になったと思います。
ぜひ第2回も!!ということで6月24日に第2回KGSTSを予定していますΣ(・ω・ノ)ノ!
だからこの記事を焦って書いたことは内緒です・・・近々ご案内します。次もまた刺激あふれるセミナーにしたいと思います(⌒∇⌒)またみんなで楽しくトレーニングしましょう。

※おまけ ↓

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↑5月にはこっそり専攻医たちと子宮鏡勉強会!これもじつは初の試みです。第1回は『子宮鏡セッティング』をテーマに、まずは準備ができないと!ということで手術室から子宮鏡セットお借りして皆でセッティングマスターしました?

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第1回亀田子宮鏡勉強会、うーん、またかっこいい名前つけたくなる笑 ややこしいのでやめましょう・・・とりあえず記念撮影でパシャリ(ウメちゃんは台の下に隠れてしまいま

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍