赤と黄

早いもので、今年もあと2週間ばかりを残すばかりとなりました。
生まれて初めて「肉離れ」を起こしてしまった古澤です。特に激しい運動もしていないのですが、2週間くらい前から足のふくらはぎが痛くなって、気づいたら歩行にも差し障るようになってしまいました。整形は受診していないのですが症状からは間違いなさそうです。日中はネットで見つけたサポーターをして、夜間はシップを貼って、やっと平地の歩行は足を引きずらずにできるようになってきました。


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温暖な房総でも急に寒くなってきました。私の住んでいるところは海から3km位離れているのですが、同じ市内でも大分気温が違います。今年も霜が降りる季節になりました。


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寒くなってきたので山側では紅葉が見頃です。
ここは鴨川から車で20分ほどの富津市ですが「志駒川渓谷もみじロード」という所です。道路沿いに数キロにわたって紅葉が広がっています。


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房総は温暖なので海沿いは常緑樹林が多く、紅葉が見られる場所が少ないのですが、海から離れて山側に入るときれいなところがあります。ちょうど今が最盛期のようです。


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同じ日の鴨川市内です。秋の赤と春の黄色、不思議なもので、少し移動すれば紅葉と菜の花が同じ日に見られてしまいます。観光なら一回で二回分楽しめる、といったところでしょうか。今年は例年より菜の花の開花が早い気がします。恒例の年明けの菜の花のイベントまでもつのか、心配になります。


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本当は、庭の木の剪定をしなければならないのですが、なにしろ、この足なので木に登れません。あと2週間もすればできるかな。今日は寒肥を施すだけにしておこう。木の根は張り出した枝の直下くらいまで張り出しているといいます。枝の先端の直下に円を描くように何か所か穴を掘って油粕を埋めていきます。油粕は土中の微生物に分解されてから肥料として吸収されます。いわゆる遅効性です。薬と同じですね、目的に応じて即効性と遅効性を使い分ける必要があります。


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晩秋によく見られる「モズのはやにえ」。苦手な人もいると思うので写真はあまり拡大しないでおこう。かわいそうに、カエルちゃんが串刺しになって干からびています。モズの冬支度で寒くて餌の少ない時期のための貯食行動だといいますが謎も多いようです。あまりおいしそうに見えないけど、ほんとに食べるのかな?1月に「はやにえ」をたくさん食べたオスは声が良くなってメスにもてる、という研究結果があるらしいよ。

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍