海の神様

朝からスッキリしない天気でしたが、予報通り、午後からは雨になってしましました。関東も梅雨入りが近いのでしょうか?本日研修日の古澤です。
「農業と漁業をしている」という割には、「漁業」の話が出てこないな、と思った方、理由は...察して下さい。でも、今日は久しぶりに海の神様のご機嫌がよかったようです。
今月に入ってから全く姿を見せないので、私の中では「絶滅危惧種」に指定していたスズキがまだ南房総にも生存していることが明らかになりました。いやあ、よかった、よかった。

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70cm弱、この時期にしてはまあまあの大きさでした。
スズキは夏が旬の魚、そろそろ脂がのってくる頃なので、今日はこの1本をいただいて帰ることにしました。
潮もいいし、前線が近づいてきていい感じなので、明日も仕事前にいっちゃおっかな・・・
鴨川のいいところは仕事場のすぐそばに遊び場があること。科の中には毎朝のように病院前の浜に波乗りに行っている奴もいます。早寝早起きして仕事前にひと遊び。遊ばなきゃ、やってらんないでしょ。
海で遊ばない人も大丈夫、駅前のイオンで弁当とビールを買って「特急わかしお」に乗れば、ひと眠りしているうちに東京に到着。当直明けなら、手際よく申し送りをして、そのまま病院前から高速バス「アクシー号」に乗ってもいいですね(当科は働き方改革の一環で当直明けの勤務緩和に取り組んでいます)。帰りも22時15分八重洲口発アクシー号に乗れば0時ちょいすぎには鴨川着です。オンとオフ、切り替えが大事です。


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漁業の深夜勤務が終わるとまた畑仕事です。
スイカの花です。まだ雄花しかついていません。スイカを含め、ウリ科の植物は花に雄雌があります。雌花がついたら、人工授精・・・じゃなかった、人工授粉をします。


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これはキュウリ。左が雌花、花の根元にキュウリの赤ちゃんがあります。右が雄花。キュウリは人工授粉まではしなくても実が良く付きますが、スイカやカボチャは人工授粉した方が良く付きます。生殖にはちょっとうるさいです、産婦人科医ですから・・・。


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黄色いミニトマトがなかったので植え足しました。落花生を「コンパニオンプランツ」として間に植えています。マメ科の植物は窒素固定で土を肥やしますが、さらに葉が茂って雑草の発育を抑制してくれます。


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これは自作のカブトムシの小屋です。
作ったのは5年位前だったかな?
夏にはこの中にカブトムシがウジャウジャ。そのうち出てくると思いますが、実はうちでカブトムシが獲れるんです。


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カブトムシの生殖にも取り組んでいます。産婦人科医ですから・・・。
うちで生まれた幼虫です。まだ、サナギにはなっていませんでした。やっていることが、スケールこそ違え、小学生時代とおんなじだったりして・・・。
気持ち悪ーい、っていう人も多いと思いますが、あと何十年かしたら、こいつを食べる時代が来るかもよ!

このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍