第70回日産婦学会 in 仙台

5月10日から13日まで宮城県仙台市で行われた第70回日本産科婦人科学会に参加してきました。日本産科婦人科学会は今年で第70回ですが、実は記念すべき第1回も仙台で開催されたそうです。今回の主催校である東北大学は1983年に日本ではじめて体外受精とその出産に成功した歴史と実績のある産婦人科です。当院からも複数の演題発表がなされ白熱した議論もあり、大変勉強になりました。
今回の学会には今年度から初期臨床研修産婦人科プログラムを開始した竹沢医師、李医師、佐藤医師の3人も参加し、一緒にレクチャーを拝聴したり、セッションに参加したり、そして地方の学会の醍醐味の一つでもある観光もしたりと楽しい時間が過ごせました。

我々産婦人科スタッフも知識・技術のブラッシュアップだけでなく、観光もして(もちろんおいしいお酒と料理も堪能♪)心も体もリフレッシュし、また熱き初期研修医たちとも共に過ごすことでいい刺激となりました。


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↑仙台といえば伊達政宗 頭の飾りがおしゃれ!少し空が曇ったのが残念・・・


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仙台といえば『ずんだ』ですが、これは抹茶ソフト(学会場でなんと無料提供!)
竹沢、李の2人は続けて2本完食・・・


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真剣な表情で分娩介助、会陰保護の勉強をする李(左)、竹沢(右)


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吸引分娩にもトライ!


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手術支援ロボット『da Vinci Xi』のサージョンコンソールにピットインする李(似合ってる、さすが東京医大出身)


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一度マスターコントローラーを握れば誰でも簡単にすいすい上達(ちなみに操作しているのは佐藤、動画は容量の問題あり割愛・・・)もう米国では開腹手術ができる医師=すごい医師 なんだとか・・・確かにこれに慣れれば開腹手術のほうが難易度高いかもしれませんね・・低侵襲、3Dで視認性抜群、ロボット支援で操作が楽々、だけでなく教育、シミュレーション、手術手技の上達にも最適だそうです。ただ触覚がないのが難点・・・ということで現在触覚までも補填する技術開発が進んでいるようです。(技術の進歩でコストも何とかしてほしいですね・・・)


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ロボットだけでなくもちろん腹腔鏡手術も体験!みんながつけているロボコップみたいな眼鏡は3D仕様です。
ぜひ病院にもどってからもトレーニングに励みましょう!!

初期研修1年目の3人もいい経験になったと思います。お疲れ様でした!また今回の学会参加をお許し頂いた他科(ローテート中)の指導医の先生方、ありがとうございました。

当院は初期研修産婦人科プログラムはもちろん、産婦人科専門研修プログラム専攻医(後期研修医)も大募集中です!!
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このサイトの監修者

亀田総合病院
産婦人科主任部長 大塚 伊佐夫

【専門分野】
婦人科悪性腫瘍