成田赤十字病院感染症科でのレクチャー

成田赤十字病院感染症科では、毎週水曜日または木曜日に、初期研修医対象に、昼休みの時間を利用して、40-50分程度のレクチャーを行っています。感染症関連の内容を扱うことが多いのですが、先週は胸部レントゲンの読み方(来週に第2回を行います)、本日はもしバナゲーム(担当:西原先生)を行いました。

「余命半年」と宣告されたら何を優先して生きるか。トランプのような36枚のカードでゲームをしながら考えました。医療者は、説明する側・宣告する側であり、自分が患者さんの立場であった場合にどのように考え・行動するか、意外と考えていないことがあります。

post93_1.jpg

post93_2.jpg

自分が大切にしているものを再確認するとともに、自分がどのような医療・ケアを希望しているかを知ることによって、多くの患者さんが求めている医療を理解することにも役立つと思います。

もしバナゲームの詳細については、外部サイトをご参照ください。亀田総合病院緩和ケア科や在宅医療部の先生方が、いろいろなところでworkshopをされています。

https://www.i-acp.org/game.html

このように、成田赤十字病院感染症科/亀田総合病院感染症内科は、感染症診療だけでなく、内科全般の教育に携われるように、努力していきたいと思っています。

このサイトの監修者

亀田総合病院
臨床検査科部長、感染症内科部長、地域感染症疫学・予防センター長  細川 直登

【専門分野】
総合内科:内科全般、感染症全般、熱のでる病気、微生物が原因になっておこる病気
感染症内科:微生物が原因となっておこる病気 渡航医学
臨床検査科:臨床検査学、臨床検査室のマネジメント
研修医教育