亀田総合病院感染症内科フェロー&感染症内科・総合内科コンバインドプログラム募集

亀田総合病院感染症内科フェローと、感染症内科・総合内科コンバインドプログラムの募集を行っています。感染症内科のフェローシップは後期研修修了の方、感染症・総合内科コンバインドプログラムは初期研修修了の方を対象とします。
感染症内科フェローシップは、3年間のコースで感染症専門医の取得が可能です。コンバインドプログラムは、3年間の内科プログラムで総合内科専門医を取得し、引き続いて3年間感染症内科フェローシップに進み、感染症専門医の取得が可能です。2004年から始まり今年は20回生のフェロー4名を迎えました。卒業生は34名に達しました。卒業後は当院の感染症内科をはじめ、全国各地の感染症内科で専門医として診療したり、総合内科や救急・集中治療領域で診療をしながら感染症についての専門性を活かす仕事をしている卒業生が多いです。
ご応募は当院後期研修プログラム応募ページからお願いします。

感染症内科フェローシッププログラム
https://www.kameda-resident.jp/senior/program/internal20.html

感染症内科・総合内科コンバインドプログラム
https://www.kameda-resident.jp/senior/program/internal21.html

短期研修も随時受け付けております。
Webでの面談も可能です。
https://www.kameda-resident.jp/senior/observation/index.html

以下にプログラムの特徴を説明します。
亀田総合病院の感染症内科は、年間約2,000症例あまりの感染症症例を経験する国内でも有数のいわゆる”high volume center”です。約40%強が血液培養陽性例の診療、50%強が各診療科からのコンサルト症例の診療、それ以外はHIV、TB、リケッチア症や長期の治療が必要な感染症症例について、直接主治医として担当します。血液培養陽性例の全例を感染症科が併診し、その治療方針の策定と治療完了までのフォローアップをしています。また、各診療科から発熱精査、抗菌薬選択などについてコンサルトを受け直接患者を診療し感染症に関する診断と治療方針の策定、感染症の問題が解決するまでのフォローアップを行っています。
外来診療では、総合内科外来の中で、主に発熱者の初診症例を担当するほか、感染症内科外来として、入院中にフォローアップしていた症例の外来での継続治療や、造血幹細胞移植後ワクチン、腎移植前ワクチン、摘脾後ワクチン、小児の定期予防接種を含むワクチン接種の外来を担当します。また海外渡航前の相談、ワクチン接種、海外から帰国後の発熱、体調不良に関する渡航外来も担当します。
土日、祝日はオンコール体制なので、当番医以外は休日です。診療科の当直はありません。成田赤十字病院感染症科をローテーションする期間があり、異なる病院環境で、輸入感染症などを含めた亀田総合病院で経験しにくい感染症の診療を経験します。
研究活動については、フェローシップの間に学会発表を3回以上(年1回)、英文、和文を含めた論文を2本以上執筆することを目標としています。それぞれ指導医が直接指導を担当するほか、月1回のリサーチミーティングを開催しており、それぞれの研究課題についてのディスカッションや、進行の報告をしています。
指導医は亀田総合病院に4名、成田赤十字病院1名の5名体制で、診療、研究についての指導を行います。
コンバインドプログラムは、最初の3年間を内科ジェネラルをしっかり学ぶため、主に総合内科を中心に亀田総合病院の後期研修内科プログラムに登録し、内科全体をローテーションしながらJ-OSLERの登録をし、総合内科専門医の資格を取得します。引き続いて感染症内科フェローシッププログラムに進みます。
感染症の臨床力を身につけたい方は、ぜひ当プログラムにご参加ください。

このサイトの監修者

亀田総合病院
臨床検査科部長、感染症内科部長、地域感染症疫学・予防センター長  細川 直登

【専門分野】
総合内科:内科全般、感染症全般、熱のでる病気、微生物が原因になっておこる病気
感染症内科:微生物が原因となっておこる病気 渡航医学
臨床検査科:臨床検査学、臨床検査室のマネジメント
研修医教育