熱帯病治療薬研究班 班会議

本日は年に1回開催される熱帯病治療研究班の班会議に参加しました。
亀田総合病院と成田赤十字病院は合同で感染症科フェローシッププログラムを運営しており、亀田総合病院感染症内科の3年間のフェローシップ期間中、半年から1年程度の期間を成田赤十字病院の感染症科で研修するカリキュラムになっています。
成田赤十字病院は千葉県内唯一の熱帯病治療研究班の研究実施医療機関として指定されており、重症マラリアに対する静注キニーネ、トキソプラズマ感染症に対するスルファジアジン、ピリメサミン、肝蛭症に対するトリクラベンダゾールといった国内未承認薬を、特定臨床研究の枠組みで投与する体制を整えています。これらの薬剤を使用する症例はしばしば発生しており、輸入感染症や寄生虫診療の経験を積める研修環境が整っています。

亀田総合病院感染症科、成田赤十字病院感染症科での研修に興味がある方は、是非見学にお越し下さい。

熱帯病治療研究班

このサイトの監修者

亀田総合病院
臨床検査科部長、感染症内科部長、地域感染症疫学・予防センター長  細川 直登

【専門分野】
総合内科:内科全般、感染症全般、熱のでる病気、微生物が原因になっておこる病気
感染症内科:微生物が原因となっておこる病気 渡航医学
臨床検査科:臨床検査学、臨床検査室のマネジメント
研修医教育