帯状疱疹に対する不活化ワクチン

まだ論文化はされていないようですが、帯状疱疹に対する不活化ワクチン(Shingrix:もうそろそろ日本でも使用可能?)が、自家造血幹細胞移植後(移植後50-70日目に1回目を接種、2回接種のワクチンです)の患者に効果があることが示されていたようです。別の帯状疱疹不活化ワクチン(4回接種)は、すでに論文化されていますが、これは日本では認可されていないと思います(Lancet 2018;391(10135):2116-2127)。

New data supports the safety and efficacy of GSK's Shingrix in preventing shingles in autologous haematopoietic stem cell transplant patients

このサイトの監修者

亀田総合病院
臨床検査科部長、感染症内科部長、地域感染症疫学・予防センター長  細川 直登

【専門分野】
総合内科:内科全般、感染症全般、熱のでる病気、微生物が原因になっておこる病気
感染症内科:微生物が原因となっておこる病気 渡航医学
臨床検査科:臨床検査学、臨床検査室のマネジメント
研修医教育