QQ Resident Lecture 「朝蔭性ショック お前はもう...」

先日、初期研修医対象の救命救急科レクチャーとして「ショック」をテーマに開催しました。
今回は、救急科をローテーション中の初期研修医2年目朝蔭先生が予備校教師ばりのツッコミを効かせながら、4ケースのショックを1年生にロールプレイしてもらいました。
お決まりの「救急診療の型」から亀田救急科特製の「shock診療の型」を提示し、アナフィラキシー・敗血症性ショック・徐脈を伴う心原性ショックについてレクチャーしました。
白石先生からは敗血症性ショックはevidence領域はまだまだ未熟であり、今後の研究を亀田病院でやっていこう!という熱いメッセージも飛び出しました。
ICU山本先生からもショックの管理などの話は不十分であり、詳しく勉強するならICUへと宣伝も飛び出しました。

朝蔭先生からは、ショックの勉強もためになりましたが、レクチャーを作っていく過程も学びになりましたとのことで、救命救急科の掲げる「どこでも臨床・研究・教育のできる人材を育てる」目標の一助になればなぁと感じました。

写真は、朝蔭性ショックに苦しむ指導陣を表しています。(左から心原性、大動脈解離、敗血症を想定しております)

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このサイトの監修者

亀田総合病院
救命救急センター センター長/救命救急科 部長 不動寺 純明

【専門分野】
救急医療、一般外科、外傷外科