整形 X ERカンファ:脊椎外傷〜圧迫骨折〜
毎回好評の整形 X ERカンファ。
今回は脊椎外傷として、圧迫骨折の対応を取り上げていただきました。
〜カンファのミニパール〜
- 高齢者の脆弱性椎体骨折は注意せよ(QOL低下、ADL低下、脊髄神経麻痺、楔状変形による更なる椎体骨折)
- Three-column theoryを抑えよう
→middle columnの変形(不安定)に注意 - Xpは腰椎正面・側面臥位・側面立位をとってみる
→新規かどうか確認せよ - 不安定な圧迫骨折は入院+ベッド上で
- 安定かつ神経症状がなければコルセットで帰宅可能
*** 整形 X ERカンファについて ***
亀田ERと亀田整形外科は外傷症例を通じて、診療連携やレクチャーをしてもらうなど風通しよく診療を行なっています。
昨年度は「ER一人でできるもん 整形Ver.」として、年間を通して初期研修医向け整形レクチャーを開催していました。
今年はさらにグレードアップし、初期・後期研修対象に実際の症例をベースにカンファレンスとして生まれ変わりました!
救急外来で診断困難であった骨折症例、診断して方針が変わった症例、もっといい対応が出来た症例などをピックアップして意見交換をしています。
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このサイトの監修者
亀田総合病院
救命救急センター センター長/救命救急科 部長 不動寺 純明
【専門分野】
救急医療、一般外科、外傷外科