QQ Resident Lecture「Dr.あげこの小児救急はじめの一歩 〜トシは取らない方がいい?〜」

救命救急科レクチャーとして、月に1回、シニアレジデント監修の2年目研修医による参加型レクチャーを行なっています。
前半はERで必須な症候レクチャー、後半はACLSや外傷のシミュレーションを開催予定です。
屋根瓦式に皆で楽しく、Free Wiwiに学んで、救急に強くなることを目的にレクチャーをしています。
今回から対象をERナースにも広げ、コメディカルと学び合うQQ Lectureとなりました。

今回のテーマは「小児救急のアプローチ方法」

PAT→Vital把握→主訴のカードを引く基本的な動作ができるように3症例をシミュレーションしました。
PATのevidenceを紹介し、アナフィラキシー、けいれん、頭部外傷からの虐待疑いの3症例を経験してもらいました。

最後に小児科美里先生から問診レクチャーがありました。研修医の小児診療の特徴は大人ではできるはずなのに、・急に流暢でなくなる・鑑別をあげて問診をすっぽかす・ワクチン、母子手帳、出産歴の聴取に問診時間を割きすぎる などの傾向をあげてくれました。大人も小児もERでやることは同じですとのメッセージをいただきました。

プレゼンテーターの高橋先生はHAPPYを始め、数々の小児科勉強会を経験していることもあり、資料も可愛く見やすく、プレゼンも非常に明瞭でした。

次の小児科とのコラボ企画は「PALS」です。
facebookをご覧の研修医、Ns.のみなさんもどんどん参加してください。

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このサイトの監修者

亀田総合病院
救命救急センター センター長/救命救急科 部長 不動寺 純明

【専門分野】
救急医療、一般外科、外傷外科