フィリピンの医師3名を迎えて:亀田総合病院での国際臨床研修
トピックス
11月5日から11月21日の期間、フィリピンより Dr. Bambi、Dr. Florianne、Dr. Matel の3名を、亀田総合病院呼吸器内科にお迎えし、臨床研修を行って頂きました。
3名はいずれも臨床栄養学を専門とし、フィリピン各基幹病院の栄養サポートチームを率いるリーダー・指導医の先生方です。
今回は、呼吸器内科のカンファレンス・回診に参加いただくだけでなく、院内の多くの部署にご協力いただき、彼女たちの専門性に直結する学びの機会をできる限り設けるよう努めました。
その結果、ICUにおける栄養管理、緩和ケアチームとのディスカッション(特に誤嚥性肺炎に対する胃瘻の適応や日本の考え方)、薬剤部による栄養カンファレンス、STによる嚥下評価、リハビリテーション科での嚥下内視鏡(VE)・嚥下造影(VF)の見学、嚥下チームのミールラウンドなど、多くの学びの場を提供することができました。
これらの経験をフィリピンでの実臨床に生かしていただければ幸いです。
特に私が印象的だったのは、緩和ケアチームとの議論の中で、日本とフィリピンが共通する死生観を持っており、同じアジアの文化的背景を共有していることを改めて感じられた点でした。
また研修期間中、常に英語でコミュニケーションを行う機会を得られたことも、今後国際的な活動を一層強化していく予定の当科として、大変貴重な経験となりました。
加えて、3名の先生方には臨床栄養学に関する複数のレクチャーもご提供いただき、当科にとっても非常に有意義な学習の機会となりました。
さらに、栄養学を切り口にした呼吸器内科に関する臨床研究を、日本とフィリピンで共同実施する方針も決まり、今後の継続的な学術交流にもつなげていく予定です。
今後もフィリピンと日本・亀田の交流を深めていければと考えております。
3名はいずれも臨床栄養学を専門とし、フィリピン各基幹病院の栄養サポートチームを率いるリーダー・指導医の先生方です。
今回は、呼吸器内科のカンファレンス・回診に参加いただくだけでなく、院内の多くの部署にご協力いただき、彼女たちの専門性に直結する学びの機会をできる限り設けるよう努めました。
その結果、ICUにおける栄養管理、緩和ケアチームとのディスカッション(特に誤嚥性肺炎に対する胃瘻の適応や日本の考え方)、薬剤部による栄養カンファレンス、STによる嚥下評価、リハビリテーション科での嚥下内視鏡(VE)・嚥下造影(VF)の見学、嚥下チームのミールラウンドなど、多くの学びの場を提供することができました。
これらの経験をフィリピンでの実臨床に生かしていただければ幸いです。
特に私が印象的だったのは、緩和ケアチームとの議論の中で、日本とフィリピンが共通する死生観を持っており、同じアジアの文化的背景を共有していることを改めて感じられた点でした。
また研修期間中、常に英語でコミュニケーションを行う機会を得られたことも、今後国際的な活動を一層強化していく予定の当科として、大変貴重な経験となりました。
加えて、3名の先生方には臨床栄養学に関する複数のレクチャーもご提供いただき、当科にとっても非常に有意義な学習の機会となりました。
さらに、栄養学を切り口にした呼吸器内科に関する臨床研究を、日本とフィリピンで共同実施する方針も決まり、今後の継続的な学術交流にもつなげていく予定です。
今後もフィリピンと日本・亀田の交流を深めていければと考えております。