亀田クリニックリハビリ室との連携

【当院のリハビリ室の概要】

リハビリでは、スポーツ医学科外来から依頼のあったスポーツ疾患や関節障害などの運動器疾患に対して、運動療法や徒手療法などを行っています。リハビリの目的は、スポーツ活動や仕事を含めた日常生活活動への復帰にあります。そのために、疼痛緩和や、筋力や柔軟性などの身体機能を向上、さらに運動パフォーマンスの向上する目的に対してアプローチを行っています。

【当院リハビリ室の特徴】

亀田クリニックのリハビリ室は、スポーツ医学科医師が診察している外来診察室と隣接しており、またアスレチックトレーナーのいるスポーツ医科学センターとも隣接しています。これにより、医学的な管理下で行われるメディカルリハビリテーションと、競技復帰へ向けたより高度なアスレチックリハビリテーションが、医師との緊密な連携のもとで、連続的に行うことが出来ます。

【患者様をサポートする体制】

亀田クリニックのリハビリ室に併設されているスポーツ医科学センターには、各種トレーニングマシーンに加え、投球マウンドやタータンが敷かれた走路、流水プールなどが設置されており、競技復帰やパフォーマンス向上に向けたトレーニングを行うための環境が整備されています。
このようなスポーツを行う方への対応はもちろん、スポーツをされない方々に対しても、健康の維持や増進、ダイエットやリフレッシュを目的とした運動を行うための各種プログラムを用意しております。
理学療法士やアスレチックトレーナー、健康運動指導士が、皆様の多彩なニーズに対応いたします。

亀田クリニックリハビリ室との連携

亀田クリニックリハビリ室との連携
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【その他の取り組み】

当院では他にも、患者様や選手をサポートするための体制を整備しております。
例えば、インソールをオーダーメイドで作成することが出来る 『靴外来』 を設置し、足や膝を中心とした痛みの改善や、走りや競技パフォーマンスの向上に対するニーズに対応しています。
また、テーピングの指導を受けることが出来る 『テーピング外来』 の設置や、歩行年齢から転倒リスクを測定する事の出来る 『歩行年齢測定』 なども行っています。
また、当院ではスポーツ障害の予防にも力を入れており、各種競技チームに対してメディカルチェックを行っています。メディカルチェックでは、疾患のスクリーニングの他、障害予防のための指導・教育も行っています。

【リハビリ受診の流れ】

リハビリを行うためには、医師による診察が必要です。医師から安全で効果的なリハビリを行うための具体的な指示が出されます。
リハビリでは、理学療法士が個別に対応を行い、個々人の身体状況に応じたリハビリプログラムを立案し、治療や指導を行います。診療時間は状況により変動しますが、40分間の診療が基本です。
学校や仕事が終わった後にもリハビリを受けられるように、平日は午後8時まで診療を行っています。

このサイトの監修者

亀田総合病院
スポーツ医学科主任部長 大内 洋

【専門分野】
スポーツ整形外科、関節鏡手術、スポーツ整形外科疾患に対する超音波診断
PRP療法、体外衝撃波、高気圧酸素治療の最新治療法