8月5日、6日に鴨川の亀田総合病院にて『第7回腫瘍内科セミナー』を開催しました。

今回も参加者から、とても良いフィードバックを頂きました。皆さんありがとうございました。来年度はできれば東京と鴨川でそれぞれ開催し、より多くの方に参加して頂けるようにすることを考えています。

亀田総合病院腫瘍内科では、全ての悪性腫瘍を、全ての医療現場において診療可能になる医師の育成をやっております。とくに重要な腫瘍内科医の「基礎」を築くことをやっています。
「基礎」とは、腫瘍診療というよりは、がん患者さん(あるいは一般患者さん)の診療の基本をみっちり研修するという意味です。たとえば下記です。

  • 電解質の補正方法
  • この患者さんはどこがわるいのか?を「察知する直感」を養う
  • 一般診療知識・技術
  • 患者さんとご家族へのストレスを最小限に抑える診療・説明方法
  • 併存症の適切なマネージメント
  • 緊急事態の対応
  • 診断、外来、入院、緩和、在宅のシームレス診療
  • 他科との連携
  • そして最重要の「医師としての診療態度」の習得

部長の大山は米国でのリサーチも経験しており、空いた時間で臨床データのまとめと発表と論文化も指導しています。また、今後亀田病院全体でゲノム医療、先進医療にも取り組み、臨床力を付けると同時に臨床リサーチの充実化も図ってゆきます。

各初期・後期研修医のレベルに合わせたトレーニングをしています。新専門医制度にも準拠しています。皆さん、見学・面接のご応募お待ちしています!
申し込みや見学は下記メールアドレスまでいつでもご連絡下さい。
oncology.medical@kameda.jp

170822img1.jpg

このサイトの監修者

亀田総合病院
腫瘍内科部長 大山 優

【専門分野】
がんの包括的医療、病状に応じた最善の治療の選択と実践