今月のローテーター紹介(1)(初期研修2年目:高橋先生)
6月は、3人の先生がローテートして感染症の勉強をしてくれました。第1段は、初期研修医2年目の高橋寿彰先生です。とてもまじめに取り組んでくれました。また、最終日の明日は、Moody先生のJournal Clubを担当してくれます。楽しみです。将来は、抗癌剤に関わる仕事に進む可能性が高いということなので、感染症とは長いお付き合いになると思います。これからも、協力して、医療の質の改善に貢献していけたらと思います。
ローテートに関していただいたご意見を参考に、今後ローテータの先生(特に初期研修医)に、common diseaseの患者さんの診察・プレゼンテーションを経験してもらうとともに、フェローによるミニレクチャーも実施してければと思います。
- 学んだこと
各感染症の基本的な診療の流れ、抗菌薬の基本的な考え方、各抗菌薬の特徴・注意点、各感染症の特徴的な身体所見、頻度の低い感染症の考え方、免疫不全の感染症の注意点 - ローテートの感想
身体診察から検査、微生物学的な特徴まで感染症診療に関して、網羅的に学ぶことができ、非常に勉強になりました。 - ローテート方法へのご意見
時間に関して、メリハリがあって、とても良かったです。研修医がよく出会うcommonな感染症に関して、レクチャーなどがあるとうれしかったです。尿路感染症、胆管炎、肺炎、蜂窩織炎など。
このサイトの監修者
亀田総合病院
臨床検査科部長、感染症内科部長、地域感染症疫学・予防センター長 細川 直登
【専門分野】
総合内科:内科全般、感染症全般、熱のでる病気、微生物が原因になっておこる病気
感染症内科:微生物が原因となっておこる病気 渡航医学
臨床検査科:臨床検査学、臨床検査室のマネジメント
研修医教育