ヨーロッパ外傷外科学会での発表

パエリア発祥の地、スペインのバレンシアで開催されたヨーロッパ外傷外科学会で発表してきました。大量出血を伴う外傷患者の循環の安定のために使われることのある大動脈閉塞バルーン(Resuscitative endovascular occlusion of the aorta, REBOA)は、その目的とうらはらに不安定な循環と凝固障害に関連しているという傾向スコア解析の結果です。我々はREBOAへのnegative dataを発表したのですが、会場ではREBOAにpositiveな研究者とも議論できたのは大きな収穫でした。

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バレンシアの南にはアルブフェーラ湖というスペイン最大級の淡水湖があり、周辺の盛んな米作がパエリアの発祥に繋がったそうです。サフランの濃い大胆な味付けでした。

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このサイトの監修者

亀田総合病院
救命救急センター センター長/救命救急科 部長 不動寺 純明

【専門分野】
救急医療、一般外科、外傷外科