「治療10月号 救急×家庭医療 よりよい連携を目指して」にて当科医師執筆

「治療10月号 救急×家庭医療 よりよい連携を目指して」にて当科卒業生の今本俊郎医師が編集幹事となり、卒業生の北井勇也医師、後期研修医の日下伸明医師も執筆しております。ぜひ手にとってご覧ください。

亀田総合病院は、Hospitalist界隈でも中心的な役割を担っている総合内科、家庭医の世界で知らぬ人はいない亀田ファミリークリニックがあり、地域中核病院としての安房地域医療センターとの繋がりもあります。今後も診療連携や勉強会など顔の見えるより良い関係を築いていきたいと思っております。

編集幹事である今本医師からのコメントです。

「この度、雑誌「治療」にて救急×家庭医療の編集幹事を務めさせていただきました現在埼玉県立小児医療センター 救急診療科の今本俊郎と申します。
2年前まで亀田総合病院の救命救急科に所属しておりました。昨今、救急医療の崩壊が叫ばれて久しいですが、果たして救急だけの問題なのでしょうか?
その問いから、今回のテーマは始まりました。ER医としてcriticalな疾患の診断、初期治療は出来て当然です。「criticalな疾患ではないから帰宅して大丈夫です。」
そんな帰宅のさせ方をしてはいないでしょうか?細部にこだわることで見えてくるものとは・・・。
患者を軸として救急に送る側と受ける側、そんな新しい切り口で雑誌を編集してみました。
家庭医療のエッセンスを救急に加えることで、今までなんとなく介入していた(もしくはできなかった)心理社会背景まで体系的にアセスメントすることが出来るようになる。同じgeneralistとしてphaseが違えど、もっと交流する場が必要です。
執筆者は救急医側は私が依頼しましたが、家庭医側は、家庭医の編集幹事の先生が依頼をしております。
一覧を見てみると、亀田に縁があった先生の名前が救急医側にも家庭医側にもあります。
亀田総合病院には、すでに連携という意味では先を行っていると思います。興味を抱いた方は気軽に見学に来てみてはいかがでしょうか?
雑誌も是非、一度手に取っていただければ幸いです。」

南山堂 月刊誌「治療」最新号

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このサイトの監修者

亀田総合病院
救命救急センター センター長/救命救急科 部長 不動寺 純明

【専門分野】
救急医療、一般外科、外傷外科