診療支援チーム(MPST:Medical Practice Support Team)
診療支援チーム(MPST)とは
MPSTは、2011年看護業務の人的支援を目的として設立され、救命救急センター、集中治療室、病棟などに臨床検査技師を派遣して、他職種のスタッフとともにチーム医療の一員として患者さまの治療に従事しているチームです。
MPSTには現在5名が在籍し、院内資格である救命救急検査士の認定を受け、救命救急センターの救命救急チーム(医師・看護師・薬剤師・救命救急検査士)の一員となり、チーム医療活動を行っています。
MPSTの業務
<臨床検査技師業務>
- 採血・採尿などの検体採取
- 心電図・超音波検査
- 血液培養採血、グラム染色
- 感染管理や機器の精度管理など
<医師の診療補助>
- 外科処置介助
- 心肺蘇生の介助など
<看護支援業務>
- バイタルサインの測定
- 患者搬送や移動
- 末梢静脈血管の確保など
この他、MPSTスタッフの2名が日本DMAT隊員の登録を受けており、平成27年9月関東・東北豪雨災害、平成28年熊本地震、平成30年7月豪雨への災害派遣の経験を活かし、院内の災害対策にも関わっています。
MPSTは、専門的な知識と技術を持つ臨床検査技師として救命救急センターや集中治療室、病棟等と臨床検査室を結ぶパイプ役として、医療の質的向上や医療安全の確保に貢献するとともに、患者さんを中心に据えたチーム医療の一員として質の高い医療を提供していくことを目指しています。

救急車搬送

処置介助

処置介助

CT移動

処置室心電図

静脈ライン確保

救急エコー

ヘリ搬送

ヘリ搬送

コードブルー出動

血ガス確認

グラム染色ディスカッション

グラム染色鏡検